『Riding In Cars With Boysgoogle(サンキュー、ボーイズ)』拝見 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

抱く夢や家族関係・・・

 

ペニー・マーシャル監督作品、2001年、アメリカ、131分

 

 

ドリュー・ヴァリモア様、スティーヴ・ザーン様、ブリタニー・マーフィ様、アダム・ガルシア様、

ジェームズ・ウッズ様、ロレイン・ブラッコ様、マギー・ジレンホール様、ロージー・ペレス様

 

 

街で、特に雑踏を歩いている時等、すれ違う見知らぬ人と、

もう、一生すれ違う事すらないし、その人のことは何も知らないまま。

でも、全ての人に、その人にとってだけの一生というドラマがあると、

感じることがあります。この映画、そんな誰かの人生を覗くような感じが。

 

 

 

1986年現在で、小説を書き上げたヒロインが、モデルとして登場する元夫から、

出版を認める書類サインをもらいに、息子と車で出かける。

そこから1965年に遡って、ヒロインが息子の父親と出会った所から話が始まる。

憧れ男子生徒には、ラブレターを笑いものにされ、

その時優しくしてくれた生徒と流れで付き合い、15歳妊娠

勿論大反対した親を押し切って結婚

 

 

 

披露宴の席で親友妊娠を発表。

 

 

二人で女の子を産んで育てようと言っていたのに、彼女の子供は男の子

 

 

 

 

 

将来は作家になりたいという夢も、それどころじゃない現実の生活

 

 

 

 

順調に学生時代を過ごす元同級生が、

ドライブスルーで働く彼女を揶揄して通り過ぎて行ったり、

進学への協力をしようとしてくれる人が現れても、

旅立つその日に、全てが水の泡となったり。

いつも足を引っ張ることになるのは、依存症の夫。

 

 

 

高校中退、子育ての日々、夫の駄目っぷりで、

最終選考まで残った大学進学の奨学金試験にも落選

 

 

ヘロインに走った夫の矯正にも失敗し、遂に離婚

 

 

息子を抱えつつも、ニューヨークへ出るために、

絶対拒否し続けた、家でマリファナの葉乾燥させる違法行為に手を染め、

逮捕された結果、貯めたお金もすべて保釈金と消えてしまう。

しかも警察に話したのは息子、警察官父親

 

 

 

親友は兄が身元引受人となり、二人は引き離されることに。

そんな生活でも、息子を育て上げ、大学へ進学させたのに、

あと二年という所で、彼が別の大学へ変わりたいと言い出す。

信じらない!彼女の苦労は続くように見えるけれど、

から見ると、息子から子離れできない母に縛られて独り立ちできない息子。

 

 

実は親友の娘と愛し合っていて、彼女の元に行こうとしている。

そうこうするうちに、元夫が再婚して暮らす最低生活の場にたどり着き・・・

 

 

波乱万丈のようにも見えるけど、何処にでもある人生にようにも見える映画。

そんな中、大切なものが何なのか。

 

 

そこには、どんな人生でも共通するがあるのかも。

で、冒頭に書いたような感慨を感じたのでありました。

「彼女は機嫌が悪いと化粧が濃くなる」爆笑。

 

 

厚化粧にすると、ドリュー・ヴァリモア様とジュディ・フォスター様ですら、

見分けがつかなくなる?化粧の魔力?

 

 

昨日頂いたアクセス、当日記事の次点が遂に島田陽子様からチェンジ。

今度は一瞬で選手交代になりそうだけど、

二百九十夜・ロミー・シュナイダー様&アラン・ドロン様・下・・・でした。

 

 

これまた2013年の写真ボケボケ記事なのに。有難いことです。