『我的特工爺爺(おじいちゃんはデブゴン)』(2016)の強烈さ | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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ホラー映画なんかより恐い技

 

サモ・ハン・キンポー監督作品、香港/中国、99分

 

 

 

サモ・ハン様、ジャクリーン・チャン様、アンディ・ラウ様、ユン・ピョウ様、

ユン・ワー様、 ディーン・セキ様、ツイ・ハーク様他

 

『ノッティングヒルの恋人』と同じ挿入歌

しかし、感動・号泣ないと思う。この映画!?

サモ・ハン様、デブゴンでらして、ジャッキー・チェン様の盟友?

『燃えよドラゴン』にもご出演だった・・・あたりまでの知識で、

本格的にご出演作を拝見するのは初めてだったかも???

感慨しみじみなのが、痴呆が悪化しつつあるお爺ちゃんという設定

思わず、自分の父の没年齢から、自分の年齢引き算してしまいました。

実際のサモ・ハン様がお幾つかというと、1952年のお生れで現在66歳

 

 

まだまだお若いことに安心しつつ、いや、映画監督しちゃうんだから、

すごくパワフルだわ~、と目を見張っちゃう。

 

 

 

超大物お三方が、爺ちゃん友達で『やすらぎの郷』的にご出演だし。

 

 

 

 

サモ・ハン様、あの体型を維持?しつつ、見た目もよく、健康的

これが「元々の体質」であって、心配、という老婆心は全く起きない

その点、高木ブー様とか、ミッキー吉野様とかと同じ感じ?かっこいい

そこ、沢田研二様と違う点。『Tokio』歌っても素敵じゃないかな?

 

 

 

香港、中国、多少はアクション拝見して参りました。

ブルース・リー様リー・リンチェイ様といった武闘家系から、

チャン・ツィー様のような、基礎に京劇の踊りがあるといった、

ワイヤーワークの流麗なアクションまで。

本作ご出演の、アンディ・ラウ様(老けないことに香港スターはびっくりする)も。

 

 

アンディ・ラウ様エンドロール歌声も拝聴出来て「香港映画」全盛期、

思い出しましたわあ・・・ということは、最後の所で少し歌われてたのは、

サモ・ハン様!!??歌まで!?

 

 

それにしても、あまりにあっけなく退場のアンディ・ラウ様にびっくり

↓ ちょっと始めの頃の『相棒』っぽい?

 

 

 

 

 

「かつて人民解放軍の中央警衛局で要人警護」をしていた、

武術エキスパートだったという過去を持つと同時に、

絶縁状態という、家族関係に悔いありのサモ・ハン様。

 

 

家の鍵を首から下げていないと、何処にあるかわからなくなったりな日々。

近所の、チンピラっぽいアンディ・ラウ様幼い娘を可愛がっている。

 

 

しかし、父の闇社会での失敗?から、娘まで狙われる事態となり、

条件反射で、身体がアクションを。

ピストルなんて野暮なもの、登場しません。時代設定わかんないくらい、

悪党も、ナイフまで?でちゃんとアクションします・・・ってか、

あの方々が、デキるんでしょうねえ。動き、ハード

 

 

 

 

 

 

感想書く前に、ひとつ拝読した記事に、サモ・ハン様のアクションを、

ブレない、芯が動かないアクションと説明してあり、なるほどと納得

眼光鋭く、相手の動きを力に変えて、手足で逆にさばいてしまう

その生々しいアクションシーンは、最近何作か拝見した「ホラー映画」より、

よっぽどか怖い。両腕の自由を奪い、あの頭から落とすの、ヘッド・ロック?

御体重を全部かけて、落とした上、推定100キロ以上で押しつぶす

必殺仕事人が如く、砕きます。レントゲンも出ます。

もうもう、拝見しているだけで怖くて目をつぶっちゃう事しばしば。

かなり暴力的アクションです。R15指定っての、納得です。

 

 

 

子役さんと、彼に恋してる大家さんという女性陣の暖かさで緩衝されてるけど、

かなり、鋭くハードな一作でありました。

 

 

健康的巨漢バンザイ!!!???