2017年12月23日記事
コルベール様の作品をもっと拝見したくなります。
2023年8月22日再掲
『クレオパトラ』続きで。
美女美女というより、粋な姐御という気も・・・
こういうお写真拝見すると、映画用メイクでないお顔の想像が出来る?
マレーネ・ディートリッヒ様と。
「壮大さ」の考察
セシル・B・デミル監督作品。(アメリカ)100分
クローデット・コルベール様、ウォーレン・ウィリアム様、ヘンリー・ウィルコクソン様、
ジョセフ・シルドクラウト様、イアン・キース様他
「サンセット大通り」から始まった名作巡り。
ここは、やはり、セシル・B・デミル監督を経験しなくては!
「チート」(1915)しか拝見したことないんじゃないかな。
ありましたよ~、撮影現場写真の数々。いいなあ、こういう写真があって。
外国は・・・
って事で、クローデット・コルベール様が!?な「クレオパトラ」、行きました。
「或る夜の出来事」とどっちが先?と思ったら、
あっちの方が先と言えば先だが、同年の作品。
同じ年に、デミル監督にキャプラ監督とお仕事~、素晴らしい。
女優冥利に尽きますわ。
みどり、あれと「青髭八人目の妻」しか、コルベール様、
拝見したことがなかったので、どんな「クレオパトラ」なのか、
想像がつかなかったのであります。
しかし、監督、相当選んだ末のキャスティングだったとか。
フランス生まれのコルベール様他、アントニー役には英国から俳優さんを招聘。
直球でした。チャーミングでいながら、しっかり女王、「クレオパトラ」。
今年、そういえば、ヴィヴィアン・リー様、エリザベス・テイラー様の2クレオパトラに続き、
3人目のクレオパトラ!
ゼタ・バラ様版も、いつか拝見したいなあ。
意外や、コミカルなタッチは、ヴィヴィアン様版だった。
「小編」って感じの作品ながら贅沢、あのメイクもお似合。ヴィヴィアン様☆
あのお方の作品の中でも、かなり好きな作品。
当作のコルベール様は、お声も低めで、デミル監督の壮大なビジュアルに、
堂々と映えてらっしゃって、びっくり。
1934年の作品。特撮というか、合成画面の技術的レベルはみどりの作るレベル?
ですし、画面も勿論小さい。しかし、厳格さも気品も迫力もあるんですね。
豪華さって、何なんだろう?と考えてしまいます。
ところどころ、「あ、リズ様版、この作品へのオマージュだったの?」という場面も。
オマージュって「敬意」と「愛情」があっていいな。
「模倣」や「パクり」とは、完全に違う。
先般、仲良しブロガーさまが、「パクり」に関する考察を、コメント欄でしてらして、
激しく同意したみどりより、メッセージ?
絨毯に巻かれてのご登場と、籠に潜ませた毒蛇での自害。
そういう風に描いた、有名な小説か戯曲でもあるのかと思ってました。
これって本当にそういう伝承があるんだあ。
細かい記録が残っていると思ってなかったので、意外や史実?にびっくり。
そういえば、最後までついていた女官二人の名前も同じだ。
あの時代、あの場所に、生きたその人たちがいらしたのに、感慨。
お勉強になりました☆
みどりは、好みとしては、アントニーよりシーザーだな。やっぱ爺専?