幽霊、実体です~。
2008年、落合正幸監督作品、タイ映画のリメイクのアメリカ映画。
ベンとジェーンのハッピーなウェディングで幕を開けるホラー映画。
何故この映画を、観るリストで積んであったのか覚えてないところも怖い?
新婚カップルは、カメラマンの夫がかつて働いていた日本へ、
仕事を兼ねて新婚旅行へ。
まずは、富士山が見えるコテージへ向かうんだけど、
行くまでの夜道で、運転してるジェーンが、白い人影を見、よけようとして事故に。
コテージで撮った写真には、白い靄が・・・心霊写真、続々。
ジェーンは、事故の時に見た少女?の存在を訴え続けるも、
夫はカメラの故障だろうとか、本気にしてくれない。
ジェーン、めげずに真相を追い続けます。(↓ 緑の公衆電話、懐かし。)
・・・とんだB級ホラーを掴んじゃったもんだ・・・と思って観てた前半から、
後半、「少女」の正体が「田中めぐみ」という、
ベンが前に日本に居た時に弄んで捨てた通訳の女性と判明。
日本では「生霊」もあり、と知り、彼女の実家へ。迎え入れるお母さんが宮崎美子様だ。
病気で二階で休んでいるという「めぐみ」。
お母さんがお茶の用意をしている隙に、戦うヒロイン、ジェーンは一人二階へ。
そこに居た「めぐみ」は、自殺して亡くなった娘を手ばなせない母がミイラ化しても、
手元においていた死体。「サイコ」か!?と思わずツッコむ。
日本では、きちんと葬ってあげると、成仏すると、「めぐみ」が荼毘に付され、
安心した新婚夫婦、東京へ戻る。さあ、こっからエスカレートします。「めぐみ」攻撃。
ヒロイン、ジェーンの追跡、決断などひょえ~っな展開に。
いやあ、リメイクされるだけの作品には、それだけの磁力がある一作・・・でした。
化けて出るにはばわ訳がある?当然。
「めぐみ」を演じるは、奥菜恵様。幽霊場面は、「実体」で演じられたそうで、
新婚夫婦の夫を演じた男優さんが、とても演じやすかったと言っておられました。
+1枚は、せっかくなので奥菜恵様の、「怖いよう」ショットで。
渾身の目力でらっしゃいます。