2015年6月8日記事
2021年5月30日再掲
ゲーブル様、ハリウッド黄金期の大スターにして、
どこか、当時のダンディ男優の方々と、一味違うムードをお持ちの方。
こちらまで笑顔になるような、陽気さかな。
そして、ふと覗く「素」?も素敵。
でも、本当に、ロンバート様とご一緒の時は、
いつも、これ以上ないほど、お幸せそうでらっしゃいましたね・・・
戦後、日本を恨みも、馬鹿にもせずに、笑顔で来日して下さったこと、嬉しいです。
胸騒ぎのまなざし
美形じゃないわけではないけど、美形というよりチャーミングという言葉が合いそう?
直球、ハンサムな男優さんがあふれかえっていた贅沢聖林。
その中で登場するや否や「キング・オブ・ハリウッド」と呼ばれたお方。
Clark Gable(クラーク・ゲーブル)様、1901年2月1日~1960年11月16日、享年59歳。
生後10か月でお母様を亡くされてらっしゃいます。
こんな綺麗な息子さんを残して逝かれるお母様のお気持ち、いかばかりか。
高校を中退して工員として働くも、劇場で演劇を見て、俳優になる決意を。
1924年、劇場支配人のジョセフィーン・ディロン様の援助のもと、ハリウッドへ。
14歳年上のジョセフィーン様と、ご結婚。
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー社の幹部の目に留まって契約した1930年の翌年、
一躍大スターに躍り出たゲーブル様と、ジョセフィーン様はご離婚へ。
お母様の代わりのような奥様だったのでしょうか。
実際がどういうお別れだったか知る由もありませんけど、年上妻、かくあるべしの、
いさぎいい、姐御っぽさ。「クラーク・ゲーブル」を育てた女?
二番目の奥様も17歳年上でらしたそうで、やはり、お若い頃は「母」を求められてらした?
お髭なしゲーブル様。男性も女性も、「大人」のムードになられるのが、
昔の方が早かったように思います。
でも、お髭なしゲーブル様は、髭有りゲーブル様に比べると、ちゃんと青年~!
Greta Garbo(グレタ・ガルボ)様と、一作品だけご共演されてます。
「Susan Lenox <Her Fall and Rise>(スザン・レノックス)」
副題の部分は、<彼女の凋落と再起>という意味。
さあ、参ります~!華やか、女優陣とのご共演時のお写真の数々!!!
Jean Harlow(ジーン・ハーロウ)様と。
Mary Astor(メアリー・アスター)様と。
Myrna Loy(マーナ・ロイ)様と。
同じくマーナ・ロイ様 & Spencer Tracy(スペンサー・トレイシー)様と。
Norma Shearer(ノーマ・シアラー)様と。
前髪おろしたシアラー様、違う人みたい!サラ・ジェシカ・パーカー様みたいでびっくり。
そういえば、ゲーブル様、お耳の形のせいかな?ウォルト・ディズニー様っぽくもある?
Joan Crawford(ジョーン・クロフォード)様と。
Hedy Lamarr(ヘディ・ラマー)様と。
Lana Turner(ラナ・ターナー)様と。
Claudette Colbert(クローデット・コルベール)様と。
「It Happened One Night(或る夜の出来事)」その粋なこと、楽しいこと。
Vivien Leigh(ヴィヴィアン・リー)様と。
Victor Fleming,(ヴィクター・フレミング)監督、 Greer Garson(グリア・ガースン)様と。
何をお話しておどけてらっしゃるのか?
Ava Gardner(エヴァ・ガードナー)様と。
「Mogambo(モガンボ)」で、ゲーブル様が、最後に選ぶのが、エヴァ姐御ってところに、
「おとな~☆」と拍手しましたわ。
Grace Kelly(グレース・ケリー)様と。
映画でも、実際にも、振られちゃいましたね、共演者キラー、珍しく失敗のグレース様。
1954年、Marilyn Monroe(マリリン・モンロー)様と、初の顔合わせとありました。
モンロー様が、父の面影を描いて、憧れていらしたというゲーブル様。
ご共演がかなった「The Misfits(荒馬と女)」(1961年)撮影時にて。
でも、多くの「別れ」がその後待っていた、因縁の映画?
ゲーブル様のご遺作でも。内容も苦しい映画ですが、かなりハードな撮影だったらしく、
それが死因の心臓発作を招いたとも。
パイプ派ですか、煙草派が多い中で珍しい。
パイプ、お部屋が独特のいい香りになるんですよね。
↓ 大好きな一枚。そういえば、ロンバート様と鶏まで飼ってらっしゃいましたね。
最愛の妻だったと言われる、Carole Lombard(キャロル・ロンバート)様。
これまでも、何度もご登場頂いたので、出来るだけかぶらなさそうな写真をいくらか・・・
このお二人のお写真を拝見すると、笑いの絶えないご家庭だっただろうなあ・・・と、
拝見しているだけで、夢のようにお幸せそう。
戦争が、ロンバート様のお命を奪って、たった3年で結婚生活が終わるなんて、
想像もつかなったでしょう。今は、共に眠られておられる。
ロマンスグレーに突入。これがまた、お似合で。
あれ?この一枚、ジョージ・クルーニー様入ってる?
あの方、現代で珍しいハリウッド顔。でも、今まで、ゲーブル様を連想したことはなかった。
「wife」ってクレジットもどうかと思うわあ。4番目の奥様か5番目の奥様か解らん。
4番目の奥様は、ゲーブル様と同じ「キング・オブ・ハリウッド」の名称を、
サイレント時代に冠していらした、ダグラス・フェアバンクス様の未亡人。
5番目の奥様は、13年も、引っ付いたり別れたりを繰り返した末にご結婚。
ゲーブル様初のお子様をご出産されたのに、お子様が生まれた時、
ゲーブル様は、既に4か月前に亡くなられていらした。
「親子」の縁が薄いお方だったのですね、ゲーブル様・・・
ロンバート様との間にお子様がいらしたら、どれだけ可愛がられた事でしょう。
最後に、発見。どんなところにでも、座るのが上手くて、くつろぎの名人、ゲーブル様。
「待ち時間」がとてつもなく長い業界。いい特技ですね。
・・・と、一旦記事をまとめたのですが、「wife」って中途半端さが喉に引っかかった骨?
付録・ゲーブル様の存じあげなかった奥様特集です。
最初の奥様、Josephine Dillon(ジョセフィーン・ディロン)様、かっこいい。
↓ この一枚も素敵だわ~。流石です。お膝にはチワワさんですよ。
↓ こちら、お二人目の奥様、お名前が長すぎて、調査難航。
Maria Ria Franklin Printiss Lucas Langham(レアー・ラングハム)様。
テキサスの社交界の花形でらしたそうで、始めのお二人の奥様に、洗練されたゲーブル様?
↓ 四番目の奥様、Sylvia Ashley(シルヴィア・アシュレー)様。
↓ こちらがご結婚までがえらく長かった最後の奥様、kay williams(ケイ・ウィリアムズ)様。
うん、再調査して、さっぱりしました。
アメリカン・ダンディを堪能させて頂きました☆
スペシャルダンディ達。 ↓ Clark Gable, Cary Grant, Bob Hope, David Niven