再掲・『The Happy Prince(さすらいの人 オスカー・ワイルド)』(2018)拝見 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

2019年12月14日記事

 

 

ジュード・ロウ様や当時の美男男優様方がご出演なこともあり、

『Wilde (オスカー・ワイルド)』・・・未だにソフト化を夢見ているのですけど~。

 

 

大好きスティーヴン・フライ様(お声がたまりません。朗読や声優もされますね)。

その色々とぴったりな主演作。

 

 

 

 

 

お家で何回でも拝見したい!!!!!(あ、あれ?この記事の映画から外れてる???)

 

次第に惹きこまれるワイルドの世界

 

ルパート・エヴェレット監督作品、ドイツ・ベルギー・イタリア・イギリス、104分

 

 

 

ルパート・エヴェレット様、コリン・ファース様、コリン・モーガン様

エドウィン・トーマス様、トム・ウィルキンソン様、エミリー・ワトソン様他

 

 

 

望DVD化6・「オスカー・ワイルド」

↑ で描かせて頂いた、映画の内容の、ちょうどその後から、

オスカー・ワイルド様が亡くなられるまでを描いた作品。

『オスカー・ワイルド』、みどりの愛するスティーヴン・フライ様が、

笑えるほどのそっくりさんぶりで主演されてらっしゃる。

 

 

あの人のいい顔したジュード・ロウ様も、

よくぞというひどい性格の恋人を演じ切られてて拍手

 

 

未だDVD化されていないので、動画貼ります。 ↓

 

 

男色の罪で有罪となり、二年投獄され、釈放された、

元は「時の人」としてもてはやされた作家、オスカー・ワイルド様。

 

 

 

ここからでも、家庭に戻れば運命は違っていたでしょう・・・

 

 

 

しかし、そうはならないのが現実

英国では暮らせなく、フランスに渡られ、

そこでさえ、名が知れたら、嘲笑蔑みが浴びせられる。

 

 

 

 

 

結局「ポジ―」とよりが戻っちゃう

恋愛は蓼食う虫も・・・なので、どうしよもない。

 

 

 

創作意欲はなくなり、生活にも瀕する状態に。

 

 

主演を、フランケンシュタイン並みの特殊メイクで、

言われないとわからない?オスカー・ワイルド様状態で挑む

ルパート・エヴェレット様は、脚本、監督も兼任。

 

 

今回ご共演のコリン・ファース様とは、

映画デビューの年の『アナザー・カントリー』でも、ご共演。

 

 

 

エヴェレット様ご自身、1989年カミングアウトされ、

現在はもちろん、合法だし、英国お家芸的にゲイが登場?

しているように思っていましたが、当時お仕事干されたそうです。

 

 

この30年でも、状況も大きく違っているのかもしれない。

 

 

作家としても活動され、ワイルド様と同じくパリに移り住まれた、

エヴェレット様の、絶望的状況を描きながらも、

暗くなり過ぎない、柔らかなユーモアをも併せ持つ脚本

 

 

ラストシーンでは、泣かされました。

 

 

その内容から、ワイルド様の有名な童話のタイトルを用いた、

原題素晴らしいのですが・・・そのままではニュアンスが伝わらない?

毎度ながら、センスない、説明的な邦題残念

 

 

 

本作の中でも「根っからマゾ」と言われるワイルド様。

二児にも恵まれた結婚生活、同性でも誠実な恋人がいながら、

世にも稀なほどの傲慢・自己陶酔達人、アルフレッド・ダグラスに、

運命的なほどに惹かれてしまう。

 

 

自分はワイルド様の名声と財力楽しんだ挙句、

爵位と財産を相続しても、落ちぶれたワイルド様への援助一切断った輩。

 

 

 

それでいて、葬儀仕切ったっていうから、どういう面の皮?

 

 

 

だがしかし、その「面」が「仕方ないよね」と小声で呟いてしまうくらい、

確かに美男子でらした。冷酷だからこそのかも。

 

 

74歳のご生涯は、ご自身の実力はなくとも、

ワイルド様の「恋人」として、Wikipedia様でも、詳しく知ることが出来ます。

 

 

オスカー・ワイルド様の魅力伝わる本作

 

 

本当に、全く違和感ないので、スティーヴン・フライ様版(日本語字幕付き)と、

連続拝見したい!!!(しつこくても何度でも書く)