夜なき夜117・「月の輝く夜に」 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

改定・ならぬ「再演」?


ただ「いい気持」になりたい時に拝見して、完璧、間違いのない一本。 

カナダご出身の巨匠のお一人、Norman Jewison(ノーマン・ジュイソン)監督作品、

「Moonstruck(月の輝く夜に)」(1987年)

かつて、 ↓ にて、既に記事にさせて頂いております。 

http://ameblo.jp/irusutyuu/entry-11204597846.html




特別、書き足すこともないのですが、「何年に一度は拝見したくなる」という感じで、

本日は、違うお方の予定だったのですが、突然、月が輝きます。







内容の方は、前記事をご覧頂くとして、まあ、一人一人、全員が主役のような、

登場人物、贅沢な役者さん達をぼわ~っと拝見させて頂きましょう。

ママ、ローズ:Olympia Dukakis(オリンピア・デュカキス)様。

「ベイビー・トーク」(1989年)、「誘惑のアフロディーテ」(1995年)他。

婚約者、ジョニー:Danny Aiello(ダニー・アイエロ)様。 

「ゴッドファーザー PART II」(1974年)、「ディナーラッシュ」(2000年)他。






「口八丁手八丁」で商売はする、浮気はする(ばれる)、けち臭いことを言う、 

困った父ちゃん、コスモ:Vincent Gardenia(ヴィンセント・ガーディニア)様。

「狼よさらば」(1974年)、「フロント・ページ」(1974年)他。





合間合間に、ぴりっと存在感が輝く、無口で粋なお爺ちゃん。

何と、高名なオペラ歌手のお父様の、ロシア革命後の亡命に伴い、亡命されたお方でした。

爺ちゃん:Feodor Chaliapin Jr.(フェオドール・フェオドロヴィチ・シャリアピン・ジュニア)様。

「薔薇の名前」(1986年)、「アイリスへの手紙」(1990年)他。 





言わずと知れた、主役お二人。

ヒロイン、ロレッタ:Cher(シェール)様。

「イーストウィックの魔女たち」(1987年)、「恋する人魚たち」(1990年)他。

婚約者の弟、ロニー:Nicolas Cage(ニコラス・ケイジ)様。

「バーディ」(1985年)、「フェイス/オフ」(1998年)他。

↓ 時折、ググってると、猫になっておられる御仁。ニコネコ? 






月の魔法を知るおっちゃん:Louis Guss(ルイス・グス)様。 

ハイランダー 悪魔の戦士」(1986年)、「迷子の大人たち」(1992年)他。



一緒に魔法にかかる愛らしいおばちゃん:Julie Bovasso(ジュリー・ボバッソ)様。

サタデー・ナイト・フィーバー」(1977年)、「評決」(1982年)他。








父ちゃんの浮気は百も承知の母ちゃん。一人でディナー。そこで見たのは、

女学生を口説いては捨てられる、教授。弾む会話、恋は手を伸ばせばそこに・・・

教授・ペリー:John Mahoney(ジョン・マホーニー)様。

「バートン・フィンク」(1991年)、「真実の行方」(1996年)他。



マザコン・ジョニーが瀕死のママに付き添って不在の間に物語は展開展開。







ママの留まる恋、娘の止まらない恋。 










恋は人を美しくするのねえ。(かなり「他人ごと」?フィリア様、色気に欠ける私を特訓して!?) 




凛とした、大人の朝帰り、ロレッタ。 





皆様大真面目なんだけど、とぼけた明るさが満ちていて、幸せにさせてくれます。



自分も断る筈だったのに、先にジョニーに断られたら怒るロレッタも可愛い!



ジョニーのプロポーズの成功を、こんなに喜んでくれた、お店の人たちもびっくりだろう。




すべて世はこともなし・・・ニコちゃんの頭には、まだ毛がある。


おまけ:なかなかロマンティックな、ラヴシーン撮影風景☆ 



幸せなひと時をくれる映画「月の輝く夜に」・・・に、

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