2013年1月18日記事
書いた当時の自分を尊重して、出来るだけ同じ写真探して、
綺麗なものと差し替えてます。小さめ写真は見つからなかったもの～
「エヴァ・ガードナー」という顔
もちろん、山ほどのお写真が残っているお方です。
その中で「これこれ、この顔でしょう」と思うお写真と、
「近いけど、違う？」という写真がある。（そんなこといっても本人）
それほどに、私の中では、顔が決まっている女優さん？
Ａｖａ Ｌａｖｉｎｉａ Ｇａｒｄｎｅｒ（エヴァ・ガードナー）様
１９２２年１２月２４日～１９９０年１月２５日、享年６７歳。
その顔がどんな顔というと、難しい。
役柄や年齢による変化とかは関係ないみたい。
この方ならではの「顔」がおありで、存在感がはっきり。
それにしても煙草が似合われますね。
ァ…アニマルも似合われます・・・
１９５１年ジョージ・シドニー監督作品『Ｓｈｏｗ Ｂｏａｔ（ショウ・ボート）』
このシーンだけ、『ザッツ・エンタテイメント』にて拝見。
同年より、６年間、フランク・シナトラ様とご夫婦でらっしゃいました。
あのエンタテイメント界の帝王となられるシナトラ様ですが、
エヴァ姐御と並ばれると、坊やのよう・・・真、姐御の迫力は凄い。
１９５２年、ヘンリー・キング監督作品、
『Ｔｈｅ Ｓｎｏｗｓ ｏｆ Ｋｉｌｉｍａｎｊａｒｏ（キリマンジャロの雪）』
わたくし、アーネスト・ヘミングウェイ様の小説を、
１作も拝読していない・・・それでも、この映画で、
キリマンジャロの頂きには、何を求めてか不毛の頂上を目指し登り、
力尽きて死んだ豹の亡骸があると、
この原作に描いてあるらしいことは、知りました。
で、ずっと気になっているのは、それが事実なのか創作なのか。
グレゴリー・ペック様とのショット２枚。
ペック様の次作が『ローマの休日』という振り幅が素晴らしい。
１９５３年、ジョン・フォード監督作品
『Ｍｏｇａｍｂｏ（モガンボ）』では、クラーク・ゲーブル様とご共演。
ちなみに、嘘かまことか？共演者キラーのグレース・ケリー様が、
迫って落ちなかったのがゲーブル様だけだという話も。
ゲーブル様が、追いかけられて困ると、製作サイドに苦情を
・・・というお話し、本当なら気持ち笑えます。
そして、１９５４年、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督作品
『Ｔｈｅ Ｂａｒｅｆｏｏｔ Ｃｏｎｔｅｓｓａ（はだしの伯爵夫人）』
代表作のイメージなのですが、国会中継による、
放送時間のずれで、未だにお目にかかる機会なし。→その後購入して拝見、記事に。
最近の予約録画は、それに対応出来るんですね。
生きているうちに拝見したい１本です。
１９５９年、スタンリー・クレイマー監督作品
『Ｏｎ ｔｈｅ Ｂｅａｃｈ（渚にて）』
ネヴィル・シュート様の原作からして、静かだからこそ強烈。
第三次世界大戦が勃発し、放射能で北半球が壊滅。
死の灰が南下し、命の終わりが次第に地球全体に及ぶ、
そのことが解っていての、オーストラリアを舞台にした作品。
再度ご登場、グレゴリー・ペック様。
アメリカに妻子が「居る」潜水艦艦長役。
艦長に恋する、アル中のプレイガール、エヴァ様との、
微妙なやり取りが胸に迫ります。
「踊らない」フレッド・アステア様は、シニカルな科学者で、
スピード狂の役。監督たっての願いでご出演。
『復活の日』と似通った展開ですが、もっと静かに残酷か？
本当にそういう日が来たら、人はどうするだろう？
そう考えると、現実的な気がします。
エヴァ様のご容貌が華やかであるがこそ、切なさもひとしお。
世界中の政治家の方々の強制読本に指定して欲しい。
後年は、だんだんと、ご出演作品がヨーロッパに移行。
昨年取り上げさせて頂いた『カサンドラ・クロス』（１９７６年）では、
ソフィア・ローレン様とご共演されておられました。 
始め、体型から後の２わんこが同じ子かと思ったのですが、
よく毛色・耳の形を拝見したら、初めの２わんこが同じ子？
ふっ、ならば、私と同じような「成長」ぶりだわ？
本ブログ、必須アイテム。「ご家族」とスター様。
エヴァ様、コーギーさんが常にお傍にいらしたみたい。
わんこさんの得意げなお顔が可愛すぎます。
こりゃこりゃ、エヴァ様のキッスにそっぽを向くとは、
ばちが当たるぞ！？
どちらかというと、少女っぽさの方が人気が高い日本では、
やや成熟度が高め過ぎか？海外での知名度には劣りがち？
見よ、この「潔癖症」ハワード・ヒューズ様までもがクラクラ来た、
エヴァ姐御の知的な色っぽさ。
『渚にて』だって、脚本が来る以前に、
既に原作を読んでおられたという、姐御。
ひれ伏してみたくなる、かっこよさ。
銀幕を彩る、女帝のお一人です。
・・・これから、シナトラ様を拝見すると、
コーギー犬を思い出してしまいそうです
