本日もアップの予定で企画をしたのですが、
何故か、記事に写真が入れこめない。
何故～。で、本日はお休みって事で。
ちなみに、本日は「老化」の話題から、
ようやく何の映画だったかわかった、
「甘い生活」のアニタ・エクバーグ様が、
引退してらっしゃるお住まいに、
フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ様ご一行が訪問。
お二人が映画の名場面を再現されるお話しを書く予定でした。
・・・ってご報告しながら、
写真が一枚も入れこめないというのが、
悲しい！！！明日は直っていますように。
字だけって淋しいですねえ。
情感と記憶の「美」
駄目もとで、電源を入れ直してみたら、
画像がアップ出来るようになりました！
ので、予定通りに。(しかし、この話、オチがつきました。後述。)
↑ このにゃんこを抱いてる（乗せてる？）フェリーニ監督 ↓ 発見。
先日、古い映画雑誌を自宅より持って来た中に、
「最も印象に残る映画のカップルと、選んだ理由」
というアンケートがありました。
その中で、土屋好生様という、読売新聞記者の方が、
「Ｉｎｔｅｒｖｉｓｔａ（インテルビスタ）」（１９８７年）の
Ａｎｉｔａ Ｅｋｂｅｒｇ（アニタ・エクバーグ）様
１９３１年９月２９日～、現在８１歳。
Ｍａｒｃｅｌｌｏ Ｖｉｎｃｅｎｚｏ Ｄｏｍｅｎｉｃｏ Ｍａｓｔｒｏｉａｎｎｉ
（マルチェロ・マストロヤンニ）様
１９２４年９月2８日～１９９６年１２月１９日、享年７２歳。
を、挙げておられました。その文章が、言いたいことすべてを、
そのまま表現して下さっているので、
お二人のお若い時のお写真と「インテルビスタ」の
スナップを拝見しつつ、書き移させて頂きます。
同じ映画で共演したカップルを、それから三十年近くもたってから、
再び引き合わせる。しかも、若かりし頃共演した映画を、
目の前に見せながら。そんなドキュメンタリーまがいのことを
劇映画で堂々とやってのけるのは、フェリーニぐらいしかいないだろう。
「よう、ご両人！」と声をかけたくなるのがベスト・カップルなら、
この二人はまさにそれ。
『甘い生活』を見たころは、まだ子供だったので、
エクバーグの良さなどわかるはずもないが、
スクリーンに昔の自分を見ながら涙する彼女には圧倒された。
もちろん、その脇で意識して軽妙に振る舞うマストロヤンニも、
老境をにじみ出させて絶品だったが。
それは回顧趣味か、それとも郷愁か。
いやいや、これこそ残酷な時の流れ、まさに、
生きることの切なさを体現している。
マストロヤンニの相手役といえば、
すぐソフィア・ローレンが思い浮かぶが、
やはりフェリーニ好みのグラマー女優には勝てなかった。
はい、マストロヤンニ様と女優さんというと、
やはりソフィア・ローレン様って思います。
好き過ぎて、まとめられないから取り上げていないくらい。
「昨日・今日・明日」「ひまわり」「特別な一日」。
また、お二人それぞれの作品というと、きりがない。
しかし、土屋様がお書きになっている哀感。
「生」をフェリーニ監督が描き切れたのは、
あの、老醜をさらけ出して演じた、アニタ・エクバーグ様あってこそ。
ソフィア・ローレン様は、老いをも、見事に「ソフィア・ローレン」として、
昇華させておられるので、老いに悲哀はない？
しかし、そう、このブログのタイトル「時は止まる君は美しい」。
美しい時を刻んだ「生」は、その「時」を消し去ることなく、
刻み込んでいると思うのです。
「老醜」すらも、堂々とした「生」あれば、「美」となる。
今一度、アニタ・エクバーグ様のお写真を拝見して、
今夜は幸福な時間を頂こうと思います。
あ、ところで、本日のパソコンのオチなのですが、
また、記事を保存しないで書き進めている時、
データーの更新でシャットダウンされてしまい、またもや、
♪消えますよ ショック♪ｂｙピンクレディー様
でした。つくづくとほほ。
そ・・・育った？？？わけないですよね？？？
にゃんこさんも。
写真の為にポーズしている人と、本当に愛しいと思っている人、
表情ですぐにわかりますね。
「シーン1、テイク1！」
キャメラが捉えた「美」は永遠。