再掲・第二百六話・ロバート・ショーン・レナード様 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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2012年10月2日記事

まあ~、記事を書いて、もう10年以上経っているんですね。

このドラマは、今でも大好き。

 

 

ヒュー・ローリー様もチャンスがあったら追っかけしてます☆

嬉しいのが、コメントを下さる方々に、ハウスファン?が結構潜んでらっしゃること。

やはり類は友を呼ぶんですね☆

 

『素敵なあなた』

 

先日から『Dr.HOUSE』という、アメリカの、

医療もののドラマを観てます。


 

 

アメリカでは、既に今年、第8シーズンで完結しているのを、

第一シーズンから観てるんだけど、

最後まで、ちゃんと配信して下さいね?OCN?

 

 

「ユージュアル・サスペクツ」等のブライアン・シンガー監督等が

監督されてて、主演は「スチュアート・リトル」等の

ヒュー・ローリー様。ひねくれものの医者、ハウスを演じられてます。

 

 

直接、患者を診療するのが嫌い。データーを元に、

チームと診断を下していくくだりが、医療ドラマと言うより、

推理ドラマのような雰囲気で面白い。


 

まだ始めたばかりなので、これからどうなっていくのか、

ハウスの特殊な性格のあって興味のある所。

OCNさん、くれぐれも続けてよろしく。


 

このドラマで、「あれ~。久しぶりだ」でお会いしたのが、

ロバート・ショーン・レナード様。

 



 


 

 

初め、似てるけど違う人?と思っちゃいました。

お顔の筋肉の動きが微妙。整形疑惑ありかなぁ???

 


 

レナード様、私にとっては、ひたすら
1993年トーマス・カーター監督作品『スイング・キッズ』。




1936年、ナチス政権下のドイツを舞台にした映画。

「SWING KIDS」と呼ばれた、髪を伸ばしておしゃれをし、

敵国アメリカのジャズに心酔した、青年たちを描いた映画。


レナード様以外も、クリスチャン・ベール様、

フランク・ウェイリー様、バーバラ・ハーシー様、

ケネス・ブラナー様等ご出演。


 

時代が時代でなかったら、幸福な青春時代の話。

好きなものが好きなだけ。「スウィングしなけりゃ意味がない」






 

でも、時代はナチス台頭の時。

レナード様演じるピーターの父親も、ナチスに抗議した為、

収容所に入れられ、釈放されたものの病死している。


 

 

青年達の人生も、それぞれに時代に巻き込まれていく。



 

彼らが酔いしれて聴く、アメリカのベニー・グッドマン様は、

ロシア系ユダヤ移民。アメリカでも、黒人ミュージシャンを、

率先して登用したことで有名な方。



 

クラスメイトの姿を、ゲシュタポの予備軍、

ヒトラー・ユーゲントの中に見出すようになる日々。

 


 

足が不自由で踊れないアーヴィッドはギターに励む。

アーヴィッドの為にラジオを盗もうとしたピーターは、

警察につかまってしまい、少年院へ送られそうになる。


 

そこに現れるのが、バーバラ・ハーシー様扮する母を、

気に入っているらしい、ゲシュタポのケネス・ブラナー様演じる

クノップ。ユーゲントに入れば、見逃すという提案に、

母の涙で、毛嫌いしていたユーゲントに入団するピーター。



クリスチャン・ベール様演じるトーマスも、ピーターの為に入団。





 

なにくれとなく、一家の面倒を見るクノップ。

 

これ、いわゆるセクハラっていうかパワハラっていうか。

拒否られないですわ。

夫に次いで、息子を失いたくない、その為には、

夫が命を賭して反対したナチスに属さなければならない母、

その心中もやるせない。

 

アーヴィットは、エミール達に絡まれて、

ギターを弾く、大切な指をつぶされてしまい、

友人達を避けるようになる。


 

トーマスは、次第に、ナチスの教えに染まっていく。

そんな中、指定された家庭に、

小さな箱を届けるのが使命だった、

ピーターは、その箱の中身が何なのかを知る。

それは真っ白い灰。収容所に送られた人の「骨」。

亡き父を知るリンガの元に行き、父の想いを聞くピーター。


 

生きる為の、主義を曲げての苦悩を断ち切るピーター。

スウィング・キッズとして、ダンスホールへ向かうことが、

意味する結果を知りながら、弟に母を託して、

再び、ウイングの為の衣装を身につける。



初め、静かに始まる「BEI MIR BIST DU SCHON」

バイ・ミア・ビスト・ドゥー・シェーン~素敵なあなた~

原曲の作詞はジェイコブ・ジェイコブス様。

1933年、ユダヤ人に使われるドイツ語の一方言、

イディッシュ語で書かれています。



 

1937年にサミー・カーン様が訳詞、ジェローム・セクンダ様の

曲を、ソール・チャップリン様が編曲され、

初めに歌ったのがアンドリュー・シスターズ。

 

 

ベニー・グッドマン様を初め、ジュディー・ガーランド様、

エラ・フィッツジェラルド様・・・数々の名演がある曲です。


 

その一曲を踊りあげたピーター。

ダンスホールへの、ゲシュタポの手入れ。

逃げようとしたら逃げられたかもしれない。


 

屹然と、連行されるピーター。彼を待つ運命は父と同じでしょう。

走り去るトラックに向けて、弟が叫ぶ。

「ハイル(万歳)スィング!」

 

この映画を見た時、それをアメリカが製作していることに、

初め、抵抗を覚えました。自画自賛のようで。

でも、「レクイエム」なのだと、今は思います。

それでも、ドイツに製作して欲しい内容ではあるのですが。

数枚ですが、本物のスウィング・キッズと思われるお写真と、

ベニー・グッドマン様のお写真を交えて、

最後に、女性版の歌詞を(男性版もあり)・・・




 

~素敵なあなた~

私にはそこそこの彼氏も、何人かいたし
彼らとはそこそこのお付合いもしてきたけれど
それでも、あなたと初めて出会うまでは
どこか孤独で、寂しさを感じていたの


 

でもそんな時、あなたが目の前に現れた
そう、私の心にもようやく明るい兆しが見え始めたのよ
今までは「世の中こんなものかな・・・」
なんて思っていたのが
まるで、世界がぱあっと新しく開けたような
そんな出会いだったわ

あなたが本当に素敵で、素晴らしいってことを
私は認めざるを得ないわ
そんな『素敵なあなた』を表現するには
それにふさわしい表現でなければ
そこで、私は、私が感じたあなたの魅力のすべてを
なんとか説明できないかしらと思って
なんとか、一生懸命、考えに考えてみたの・・・



バイ・ミア・ビスト・ドゥー・シェーン
どうか私に説明させて
バイ・ミア・ビスト・ドゥー・シェーン
あなたは申し分のない素敵な人だってことを

バイ・ミア・ビスト・ドゥー・シェーン
この言葉の意味をもう一度説明するわ
それは、私の心はもう、あなたの意のままだってこと

イタリア語で『ベラ、ベラ(素敵!)』といっても
オランダ語で『ヴーンダバー(素晴らしい!)』といっても
いずれにせよ、どんな言語をもって表現したところで
あなたの魅力を語るには、ほんの手助けにしかならない



でも、あと少しでもいいから
何とかこのことを説明しなくっちゃ
バイ・ミア・ビスト・ドゥー・シェーン
それは、私にキスをしてね!ということで
つまりは、あなたにそれを悟ってほしいの




Of all the boys I’ve known, and I’ve known some

Until I first met you I was lonesome

And when you came in sight, dear,


 

my heart grew light

And this old world seemed new to me

You’re really swell I have to admit

You deserve expressions that really fit you

And so I’ve racked my brain, hoping to explain

All the things that you do to me



“Bei mir bist du schon,” please let me explain

“Bei mir bist du schon,” means that you’re grand

“Bei mir bist du schon,” again I’ll explain

It means that my heart’s at your command

I could say”Bella, bella,” even say “Voonderbar”

Each language only helps

 

me tell you how grand you are



I’ve tried to explain “Bei mir bist du schon,”

So kiss me and say you understand

 

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