「ならば、まずはオーディオだっ!」が一件落着しますと(詳しくは『ジャズ批評』2007年1月号No.135のp.166をご覧くださいませ)、必然的に「つぎは音楽鑑賞用の椅子だっ!」となりました。
オーディオを置いている部屋にはソファもテーブルもあるのですが、重すぎて簡単には移動できないサイドボードや部屋のドアの位置を考えますと、ソファのレイアウトを変えることには少々無理がありました。しかし、音のバランスが一番良く聴こえる場所で音楽を聴かなければオーディオシステムを組んだ意味がありません。そこで、しばらくのうちはそこらへんに余っていた仮の椅子で音楽を聴いていたのですが、その椅子ときたら座り心地が良くないだけでなく、可笑しな演奏で思わずズッコケたり、カッコよすぎるジャズを聴いてぶっ飛んだりするたんびにいちいち転げ落ちてしまうような椅子だったのですね。こんなんで音楽聴いてたらこっちの身が持たんわ(笑)ということで、長くてつらい椅子探しの旅が始まったのでした(ほんまかいな?)。
座り心地が良いという点の他に、私が音楽鑑賞用の椅子に求めていた最低条件は3つありました。
1.ヘッドレストが無く、座ったときに自分の耳とスピーカーのツイーターとがほぼ同じ高さになること。
2.シンプルなデザインで、部屋の雰囲気に合っていること。
3.長く使えて、修理も可能であること。
最初は簡単に見つかるだろうと思っていたのですが、いざ探してみますと、気に入った椅子ってなかなか無いものですね。ウン十万円もするような総革張りの椅子は趣味に合わないし、そんな予算もありません。あっちウロウロ、こっちウロウロと探し回って4年の歳月が過ぎ去りました。
そうして、昨年末、ついに見つけました!
注文してから待つこと1ヶ月、ようやく念願の音楽鑑賞用の椅子が我が家に届いたのでした。あー、長かったぁー(笑)でも嬉しいー!(^◇^)
この椅子には「たためる椅子」という名前がついています。あっというまに簡単にたためてペッタンコになるのでイザというときには便利ですが、今のところは仕舞っておく必要もないのでそのまま部屋に置いています。
これは、もともと八ヶ岳高原音楽堂のホールのために作られた椅子だそうで、演奏会によってステージと客席の配置を変えることができる設計となっているため、この「たためる椅子」が使用されることになったそうです。恵まれた自然環境に囲まれ、木材をふんだんに使った建物で、聴衆がゆったりと音楽を鑑賞することができるよう、座り心地の良い革張りの椅子がデザインされたとのこと。のちに一般向けに販売されるようになってからは、木部の色、シートの材質と色を自由に選んで組み合わせることができるそうです。
シンプルで、どこか人間味のあるデザインがとても気に入っています。座面の高さや背もたれの具合もちょうど良く、音楽がいつもより良い音で響いていると思うのは気のせいでしょうか。

この椅子には「たためる椅子」という名前がついています。あっというまに簡単にたためてペッタンコになるのでイザというときには便利ですが、今のところは仕舞っておく必要もないのでそのまま部屋に置いています。

これは、もともと八ヶ岳高原音楽堂のホールのために作られた椅子だそうで、演奏会によってステージと客席の配置を変えることができる設計となっているため、この「たためる椅子」が使用されることになったそうです。恵まれた自然環境に囲まれ、木材をふんだんに使った建物で、聴衆がゆったりと音楽を鑑賞することができるよう、座り心地の良い革張りの椅子がデザインされたとのこと。のちに一般向けに販売されるようになってからは、木部の色、シートの材質と色を自由に選んで組み合わせることができるそうです。
シンプルで、どこか人間味のあるデザインがとても気に入っています。座面の高さや背もたれの具合もちょうど良く、音楽がいつもより良い音で響いていると思うのは気のせいでしょうか。
これに座って音楽を聴いていると、つい時間を忘れてしまいそうです。
夫:「ただいまー!」
アーティチョーク:「ハッ!(;゜ロ゜) お帰りなさいませー!」
夫:「あれ?ご飯、まだ?」
アーティチョーク:「うん、ごめんね、この椅子に座ってジャズ聴いてたら、つい時間忘れてしもて(;^_^A」
夫:「椅子のせいにしたらアカン」
息子:「ただいまー!」
アーティチョーク:「お帰りー!」
息子:「あれ?ご飯、まだ?」
アーティチョーク:「うん、ごめんね、この椅子に座ってジャズ聴いてたら、つい時間忘れてしもて(;^_^A」
息子:「ジャズって、やっぱり不良の音楽やったんや!」
「たためる椅子」はこちらです。