『JAZZ magazine』 2007年11月号No.586 | 晴れ時々ジャズ

晴れ時々ジャズ

日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

いつもより2週間ほど遅れて届きました。早よ書いとかな次の号が届いてしまう。


11月号の表紙を飾るのは、KEITH JARRETT、JACK DeJOHNETTE、GARY PEACOCK。今号は何故かイラストですが、私は写真のほうがいいな。
さて、今号では23ページを割いてドイツのレーベルECMを特集。そのうちの4ページでは、GUILLAUME DE CHASSY(p)、STEPHANE KERECKI(b)、FABRICE MOREAU(ds)(←このドラマーは知らんわ~)の3人がKEITH JARRETT TRIOについて対談しています。
付録のCDはTENOR SAX 47というタイトルで、ILLINOIS JACQUET、ARNET COB、LUCKY THOMPSON、DEXTER GORDON、WADELL GREY、LESTER YOUNGによるいずれも1947年録音の演奏ばかりを集めたものでした。

*どうでもいいオマケ
普段は新譜ばかり聴いていて古いジャズを聴くことはほとんどないのですが、それでもごくたまに「おっ、これは!?」と思うようなステキなジャズに出会うことがあります。

ついこのあいだ、地元で行われたブルースのライヴに出掛けたときのことです。開演前の会場で着席したとたん、そこに流れていたちょっと古いジャズがもの凄~く気になったんですね。音のヴォリュームは小さかったのですが、もう聴けば聴くほどに素晴らしくて、私の耳はそのオルガン・トリオの演奏に釘付け状態。「オルガンでこんだけスウィングしまくる人はJIMMY SMITHしかおらんやろな~。ううむ、ドラムもギターもめちゃくちゃええやんか~」と思いながら、それでもやはりちゃんと確かめたくなったので、PAのお兄ちゃんに「ちょっとすみませんが、今掛かってる音楽は誰のでしょうか?」と尋ねてみるとJIMMY SMITHだとの答え。思わず「アルバムタイトルは何ですかっ!?」と尋ねると「ORGAN GRINDER SWING」だと教えてくれました。

こういうオルガンジャズこそ、LPで聴いたら感じええやろな~と思いましたが、それはこんど都会の中古レコード屋さんで漁ってみることにして、取り急ぎCDで注文しちゃいました。
出会いのチャンスは大切にしなければ。人との出会いも、音楽との出会いも。ね♪