JOHN SCOFIELD(1951年12月26日、オハイオ州生まれ)の演奏を初めてちゃんと聴いたのは、ELISABETH KONTOMANOU / WAITIN' FOR SPRING (Nocturne)でのこと。2曲目、タイトル曲のWAITIN' FOR SPRINGで披露するメロディと合いの手を重音で同時に掻き鳴らす手腕ときたら、まるで二人で弾いているとしか思えないほど完璧!アドリブソロかっこよし、バッキングのセンスもピカイチ。このアルバムの2曲目を何度も何度も繰り返し聴いて、JOHN SCOFIELDの素晴らしいギターワークとその独特のフィーリングに酔うのが好きでした。いや、過去形にしちゃいけません。この曲は、今でも、何回聴いても、JOHN SCOFIELDのギターが最高に面白いのです。
こうなりますと、JOHN SCOFIELDのリーダー作聴かな気が収まらん。ということで、naryさん 、すずっくさん イチ押しの本盤を入手して聴いてみましたら、コレ最高ですね!そしてそして、何がびっくりって、JOHN SCOFIELDがこんなにやんちゃなギタリストだったとは(笑)もうホントに嬉しくなってしまいました。という訳で、少し前に出た作品ですが、書いてみました。
本作はJOHN SCOFIELD TRIOが2003年12月にニューヨークのTHE BLUE NOTEで行ったライヴを収録したもので、2004年リリース。全9曲のうち、7曲がJOHN SCOFIELDのオリジナル。エレクトリックベース(フレットレスですよね?)のSTEVE SWALLOW(1940年10月4日、ニューヨーク生まれ)もドラムのBILL STEWART(1966年10月18日、アイオワ州生まれ)も演奏を聴くのは初めてではありませんが、この二人、特にBILL STEWARTって...こんなに上手いドラマーでしたっけ!?ドラムソロでこれだけ歌えるのは素晴らしい。それに、9曲目のOVER BIG TOPなんかエライいことになっとりまっせ!(独り言→ああ、私ったら今まで何を聴いてきたのか?家にあるBILL STEWARTの参加作チエックしてみなくては。でも、どれに入ってるのか...あーっ、思い出したっ!MARTIAL SOLAL / NY-1(Blue Note)ね。他にもあったはず...ええと、どれやったっけ???)
では、簡単に曲の印象を。
こうなりますと、JOHN SCOFIELDのリーダー作聴かな気が収まらん。ということで、naryさん 、すずっくさん イチ押しの本盤を入手して聴いてみましたら、コレ最高ですね!そしてそして、何がびっくりって、JOHN SCOFIELDがこんなにやんちゃなギタリストだったとは(笑)もうホントに嬉しくなってしまいました。という訳で、少し前に出た作品ですが、書いてみました。
本作はJOHN SCOFIELD TRIOが2003年12月にニューヨークのTHE BLUE NOTEで行ったライヴを収録したもので、2004年リリース。全9曲のうち、7曲がJOHN SCOFIELDのオリジナル。エレクトリックベース(フレットレスですよね?)のSTEVE SWALLOW(1940年10月4日、ニューヨーク生まれ)もドラムのBILL STEWART(1966年10月18日、アイオワ州生まれ)も演奏を聴くのは初めてではありませんが、この二人、特にBILL STEWARTって...こんなに上手いドラマーでしたっけ!?ドラムソロでこれだけ歌えるのは素晴らしい。それに、9曲目のOVER BIG TOPなんかエライいことになっとりまっせ!(独り言→ああ、私ったら今まで何を聴いてきたのか?家にあるBILL STEWARTの参加作チエックしてみなくては。でも、どれに入ってるのか...あーっ、思い出したっ!MARTIAL SOLAL / NY-1(Blue Note)ね。他にもあったはず...ええと、どれやったっけ???)
では、簡単に曲の印象を。
1曲目のWEEは4ビートジャズ。たまにこういうちゃんとした(?)ジャズを聴くのは楽しい。この曲に限りませんが、ユニークで遊び心のあるJOHN SCOFIELDのギターが面白くて、これはクセになりそう。BILL STEWARTのドラムスも溌剌としていい感じ。
2曲目のTOOGSは気楽な感じではじまるけれど、徐々に緊張感が増してインプロヴィゼーションが熱を帯びて盛り上がってくるのがいいですね。
3曲目のNAME THAT TUNEは高速4ビートジャズ。4ビートジャズなんだけど、JOHN SCOFIELDのギターって、なんでこんなに速くて上手でユニークで変カッコイイのか?(笑)
2曲目のTOOGSは気楽な感じではじまるけれど、徐々に緊張感が増してインプロヴィゼーションが熱を帯びて盛り上がってくるのがいいですね。
3曲目のNAME THAT TUNEは高速4ビートジャズ。4ビートジャズなんだけど、JOHN SCOFIELDのギターって、なんでこんなに速くて上手でユニークで変カッコイイのか?(笑)
お気に入りは4曲目のHAMMOCK SOLILOQUY。ゆったりした気楽な感じのテーマと、アップテンポで緊張感をはらんだインプロヴィゼーションの繰り返しと対比が格好よろし。いや~、それにしても、JOHN SCOFIELDのギターワークは素晴らしいですね。BILL STEWARTのドラムスもオーソドックスながらアイディアいっぱいの聴き応え満点のドラミングで面白い!
5曲目のBAG、こいつぁーブルージーな魅力がたまらんですな。単音で弾きまくるJOHN SCOFIELDと、重音でユニークな和声を響かせるJOHN SCOFIELDという1曲で2度美味しいお得な1曲。地味ですが味のあるベースソロにソリッドなドラムスがからみついてくるところもたまらんです。
8曲目のTRAVEL JOHNはアップテンポの4ビートジャズ。う~ん、やはりJOHN SCOFIELDのギターはカッコイイのだ。よく歌うBILL STEWARTのドラムソロも◎。
一番のお気に入りは、9曲目のOVER BIG TOP。この曲ときたら、JOHN SCOFIELDのギターワークとBILL STEWARTのドラミングの素晴らしさをじっくり堪能するにはもってこいじゃあーりませんか!特にBILL STEWARTのドラミングの上手さとフレーズの多彩さにはびっくり。この人、きっと研究熱心で努力家で日々精進のドラマーなんでしょうね。そうでなければこんな演奏はそうそう出来るもんじゃありません。う~む、ファンになってしまいそう(笑)それにしてもSTEVE SWALLOWのベースがサビの部分以外はずーっと同じリフで、ただひたすらギターソロとドラムソロを支えているのが偉いのね(笑)でも、このベースのリフがあるからこそカッコイイ。しかし、STEVE SWALLOWの指とか腕とか、痛ならんのやろか?と、いらん心配をするアーティチョークだった(^▽^;)
5曲目のBAG、こいつぁーブルージーな魅力がたまらんですな。単音で弾きまくるJOHN SCOFIELDと、重音でユニークな和声を響かせるJOHN SCOFIELDという1曲で2度美味しいお得な1曲。地味ですが味のあるベースソロにソリッドなドラムスがからみついてくるところもたまらんです。
8曲目のTRAVEL JOHNはアップテンポの4ビートジャズ。う~ん、やはりJOHN SCOFIELDのギターはカッコイイのだ。よく歌うBILL STEWARTのドラムソロも◎。
一番のお気に入りは、9曲目のOVER BIG TOP。この曲ときたら、JOHN SCOFIELDのギターワークとBILL STEWARTのドラミングの素晴らしさをじっくり堪能するにはもってこいじゃあーりませんか!特にBILL STEWARTのドラミングの上手さとフレーズの多彩さにはびっくり。この人、きっと研究熱心で努力家で日々精進のドラマーなんでしょうね。そうでなければこんな演奏はそうそう出来るもんじゃありません。う~む、ファンになってしまいそう(笑)それにしてもSTEVE SWALLOWのベースがサビの部分以外はずーっと同じリフで、ただひたすらギターソロとドラムソロを支えているのが偉いのね(笑)でも、このベースのリフがあるからこそカッコイイ。しかし、STEVE SWALLOWの指とか腕とか、痛ならんのやろか?と、いらん心配をするアーティチョークだった(^▽^;)
はっきり申し上げて、このアルバムの曲、全部いいです。全体を通して、一体感と緊張感のある演奏は文句無しの素晴らしさ。三人の阿吽の呼吸の素晴らしさ、ノリのよさ、緊張と緩和のメリハリといったら、もう気持がいいのなんのって、ついついヴォリュームを上げて聴き入ってしまう。ライヴなので長尺な曲が多いですが、どの曲も面白くて退屈なんて全然しません。STEVE SWALLOWのベースは地味かもしれませんが、いい仕事してます。やはり、たまにはこういうアメリカ産のジャズも聴かないといけませんねー。
ああ、それにしても、こんなライヴなら私もいっぺん聴いてみたい!ジョンスコさんて、来日したりなんかします?その前に指笛をマスターしておかなくては(笑)
naryさん、すずっくさん、この度はJOHN SCOFIELDのこと、なぁーんにも知らなかった私のために、素晴らしい作品をご推薦くださいまして本当にありがとうございました!!
御用とお急ぎでないかたはJOHN SCOFIELDのHPへ。
http://www.johnscofield.com/
STEVE SWALLOWのHPは無いようなので、こちらを。
http://www.ejn.it/mus/swallow.htm
BILL STEWARTのHPも無いようなので、DRUMMER WORLDのページを。
http://www.drummerworld.com/drummers/Bill_Stewart.html
■JOHN SCOFIELD TRIO LIVE / EN ROUTE (Verve Records 0602498613573)
JOHN SCOFIELD (el-g)
STEVE SWALLOW (el-b)
BILL STEWART (ds)
入手先:HMV(通販)