10月のスターはおばけです | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

10月になったので、おばけに登場していただきました。
なぜかというと、子供たちがおばけやら魔女の格好して家々を回り、
"Trick or treat !"(何か頂戴。さもなきゃイタズラするぞ!)
と言ってお菓子をもらうというハロウィーンにちなんで。
でも、あれだな。私などはわざと
「お菓子あげへんもんね~。」
と言って、子供たちが一体どんな面白いイタズラをしてくれるのか確かめてみたい気がする。で、面白いイタズラをした子供には
「今時の子供にしては実にアッパレである。」
と言って、お菓子をいっぱいあげようではないか(笑)
小学生の頃だったか、よそんちの飼い犬に、マジックペンでクッキリ眉毛を描いてあげたことがあります(笑)
皆さんは子供時代にどんな面白いイタズラをしましたか?思い出してみてくださいね。



この可愛いおばけのぼうやは絵本の主人公で、名前をラーバンといいます。ラーバンはスウェーデンのお城の地下室にお父さん、お母さん、妹のラボリーナと一緒に住んでいます。ラーバンはお城のブース王子とは大の仲良しなんですよ。
これは中に手を入れて遊べるパペット人形になっていますが、普段は透明のセロファンに包み茶色のリボンで括って、アナログプレイヤーの上に飾っています。
しかし、おばけのQ太郎といい、このラーバンといい、何で毛が三本なのでしょうか???頭のてっぺんに毛が三本というキャラクターは、おばけのほかにもたくさんありそうな気がします。チェコ・アニメで有名なもぐらのクルテク。アメリカ産アニメのキャラで猫のシルベスターをおちょくる黄色いひよこのトウィーティーなどなど...。



大きいほうの絵本は『おばけのラーバン』(ポプラ社)。ラーバンとお父さんの会話が面白くて、思わずプッとふきだしてしまいます。ユーモアいっぱいのストーリーと、黄色を多く使い、コラージュの手法を取り入れた絵もステキ。私はこれをおばけ絵本の傑作と言ってしまおう。
小さいほうの絵本は原書なのでスウェーデン語ですが、別紙の和訳でストーリーが分かるようになっています。ページをめくって絵を見ているだけでも十分楽しめますよ。
スウェーデンのおばけ、ラーバンのHPがありました。
       http://www.spoketlaban.com/
可愛いものに目がない人は必見ですぞ。  
ただし!ココへ行ったせいで、アナタの購買意欲が刺激されても私は知りません(笑)