大木が枯れ木、何故か? | 囲炉裏端のブログ

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伊豆・松崎町は、観光資源に恵まれているところです。町への思いを具現化するため、互いに情報交換をよくし、住みよい町づくりを目指します。

「デジカメ散策」日課としていると、よく「何故か」に出合う。それが美しい景色や人情だったり、これは社会問題だったりする。もちろん「チクリ」のためのみの利用は困るが、観察眼が養われることは確かである。


ところで最近、山の大木が枯れていることに気づく。松食い虫にかかった松ならいざ知らず、こんなこと初めてのことである。たぶん樹種によるかもしれないが、各所に見られるのである。


病気、鹿などの食害、異常気象の高温・乾燥などと思いがめぐる。だが、だれも関心をもたない山林のこと、話題にものぼらない。私のような臆病男、「天変地異の前兆か」ともとらえてしまう。


このようなこと、民間でも役所でもわがことと感じ、調査研究に乗り出す機運が生じないかと思う。たぶんこれを役所窓口に訴えても、どこも対応しようとはしないだろう。事件・事故が起きて動くことしか出来なくなったのである。


「安心安全」を理想とするが、経験や直感を軽視される時代となったことを痛感する。私の思う「日本で最も美しい村」とは、「官民学」が情報を共有し、行動がスムーズに出来ることだと思う。それには役人も「一般民衆」の目線が必要に思う。それには通勤、昼休みの寸時でよい。レンズという客観意識を養うことだ。