こんにちは。
伊豆半島の最南端、南伊豆の日野でひっそりと営業している、
小麦を使わないグルテンフリーカフェ「Perry Berry」です。
今回は米粉のお話です。
「米粉なら何を使っても良いだろう」
そう思っていた時期もありましたが
米粉によって全く違う、そう知ったのは3年ほど前です。
業務スーパーの米粉とミズホチカラの違い
YouTubeでも投稿しています。
こちらの記事もご覧ください。
実際にパンを作って比較しています🍞
ぱっと見どちらも同じような米粉。
左の業務スーパー米粉は1kg
右のパン用米粉ミズホチカラは2kgです。
横から見るとこう。重ねてます。
業務スーパーの方がちょっと高くなっています。
業務スーパー米粉を並べて、パン用米粉ミズホチカラと比べるとこう。
幅は同じかちょっと大きいくらいになりました。
しかしみてください。高さが全然違います。
これが業務スーパー米粉とパン用米粉ミズホチカラの違いです。
つまり、重さは同じでも量が違うのです。
粉の挽き方が違うそうです。
荒いか、細かいか、です。
そこで、熊本製粉では長年培った製粉技術を活かし、パンやお菓子にも使える二次加工性に優れた「新しい米粉」を開発しました。
粒子を細かく、大きさを揃えることによって、ボリュームのあるパンやお菓子ができます。 でん粉の損傷度を抑えることで、ボリュームのあるパンができます。麺にすると、製麺性がよく、なめらかな生地となります。
当店ではどちらの米粉も使います。
しかし、用途によって使い分けています。
全て同じもので良いかというと、そうではないのです。
パンはパン用米粉ミズホチカラでないとうまくいきません。
前回投稿した米粉パンと比較するとわかりやすいかと思います。
こちら、左は試作品のシナモンパン、右が販売可能の米粉パンです。
こちらは以前、業務スーパー米粉で作ったパン。
左がホームベーカリー、右が今使用している焼き型です。
穴が開いてしまっています。
開けたのではないですよ。
焼き型の方は生地にとろみが出るように水を追加したらこうなりました。(右)
ホームベーカリーは作り方を変えず、米粉を変えたのみです。(左)
米粉を変えただけで、こんなに違うんです。。。
米粉のお菓子を作るときも
最近はもっぱらリファリーヌを使用しています。
パンは特に発酵過程があるからか
他の米粉メニューより難しいように感じます。
米粉パンを作るならパン用の米粉を使うことをお勧めします。
こちらもご覧ください。
当店はグルテンフリーのお店です
ビール以外、全て小麦粉不使用のグルテンフリーカフェです。
こだわりの原材料でお作りしています。
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