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人間は感覚的に納得したがるなと。
キストレしてもらうと、一回目、二回目くらいにまあまあ強い筋肉痛になる人がいる。
そこで、こんなんは感覚的に体に良くないと、最初の一、二回はぐんぐん筋力が増強していっているのに、やめる人がいる。
キストレしていると、他にどこか悪かろうと、筋力は大体上がっていく。
他覚的に筋力がどんどん上がっているのに、前回は痛くなかった、今回は痛かったから体に悪いとか、客観的に見れない人が多いんですよね。
通常普通に暮らしていて、筋力が他覚的に強くなるなんてことはないし、加齢変化で日々弱ってるんですね。
来始めた頃の1.5倍に筋力が強くなっている客観的事実よりも、今日の体調で判断する人の方が多いくらい。
そんな筋力上がることなんてどっちでも良いみたいに思ってて、動けなくなっている人が多いわけです。
それが筋力が上がっているのに悪くなるなんて考えにくい。
普通に運動しないで暮らしてきた人が、ちょっと荷物を運んだりしただけで痛めた痛くなったと整形外科を受診される人がいる。
筋トレ習慣があればきつい仕事して多少筋肉痛になろうが、そんなに気になるようなこともない。
それを棚に上げて、あんなきつい運動したから痛めたと騒いで、薬だ手術だってね。
そして、感覚的にあの薬は効いた、あんな薬は効かないって言いながら、動いたら体を痛めるとか言いながら、体力はグングン弱ってるのは感覚的に分からないから放置。
そして、循環も悪くなって、腫れてきた、浮腫んできたと、マッサージだなんだと。
そこまで来ても、まだ感覚的に 自分は歳だ病気だと、運動不足、筋力不足に気付かず、あれやって痛めたこれやって痛めた、あのマッサージは良かった、あの薬は効いたと、運動が悪いと主張し続ける。
まあ、こういう人って運動してもらっても感覚的に我流に走りがちで、効果も出しにくいんですけどね。
そういう方々を分からそうが分からせまいが、効果を出そうと交渉テクニックを駆使する毎日です。
しかし、アウェイは無理よね。
パラメディカルがそういう感覚的に納得したがる同じ穴の狢だったりするんで。