おはようございます。
過食のあるなしよりももっと大事なことがある!
過食症に悩む親子サポーター 安藤静希です。
過食をやめられなくて
太ること。
食べることを許せなくて
痩せること。
逆のようで、同じ。
「食べるっていう行為」と「体型」に
支配されている っていう意味では
傍から見れば真逆のようで
その根本は同じで、
摂食障害になると
このどちらもを体験している人は
少なくないと思います。
で、これは、
症状の有無とはまた別問題で
たとえ過食症状が止まっていても
「食べるという行為」「体型」に
過剰にこだわって
執着を持ったままだと
やっぱりすごくしんどいのです。
先日カウンセリング3回コースを
受けてくださったKさんも
そんな一人でした。
Kさん、過食症状こそ
もう今はないけれど
体型や食べた量に縛られて
こだわりを手放せずにいました。
カウンセリングを始める前、
体型が変わるのが嫌で
ちょっとでも体重が
増えるのが許せない
食べた量もすごく気にしている
とおっしゃっていたんです。
そんなKさんが先日、
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最近ずっと禁止していた
おやつを食べるのが楽しいです。
15時頃だったり、
夜の入浴後だったり、
お腹がすいたら自由に食べています。
禁止がないっていいですね(^^)
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と、メッセージをくださいました。
Kさん、シェアをご快諾いただいて
ありがとうございます!
Kさんとのセッションは
どうしてこんなに
体型が気になるのかな?
というところから
スタートしました。
3回目を終える頃には
少し体重が増えたけど
困ったこともないし
そんなに気にしなくて
大丈夫という状態に。
そんなKさんとカウンセリングで
お話ししていた内容はというと
一切、体型の話には触れていないのです。
食についても、全く話してない。
Kさんだけではなくて、
私のカウンセリングでは
過食症状のことは
ほとんど扱うことがないんです。
はじめに今の状況をうかがうくらいで、
食べもののことも体型のことも
ほとんど触れることがないんです。
その必要がないんですね。
過食症状は問題の根本じゃないから、
そこに目が行ってしまうと
本当の問題解決から
遠のいてしまうから、
っていうのがその理由です。
もちろん、
ご本人のご希望があれば
過食症状のこともお話は伺うんですが
カウンセリングが進むにつれて
自然と話題にのぼらなくなって
いくことが多いかな。
何が私たちを
痩せにこだわらせるのか。
ここには必ず理由があります。
これは1回目のカウンセリングで
見えてくることが多いですね。
理由が見えても
はじめはなかなか受け入れ難くて、
そうはいっても
痩せてないとあかんやん とか
痩せさえすれば
悩みはなくなるのに とか
そんな思いが出てきて
まどろっこしく感じることも
あるのかもしれない。
私だったら、
そうだったと思うから。
でもね、
私たちが
痩せにこだわらされる理由って、
必ず過去の記憶と繋がってるんです。
過去の出来事に紐づいてます。
それをほどいていくことを
Kさんとご一緒していく中で
気づけば体型への過度なこだわりが
ゆるんでいたんですね。
で、今は自由におやつ食べてる。
なんかいいですね。
お腹がすいたら食べる。
膨れたらごちそうさまする。
自然で、力が抜けてて、
いいなぁって思います。
私たちが過食症に悩むとき、
どうしても、
食べる量とか
体型とか
そういう目に見えてることに
意識が向きがちだけど
問題はそこじゃない。
そこからいかに視点を外して
本当の問題と向き合えるかが
今の苦しみを卒業するための
大事なポイントですね。
Kさん、貴重な生のお声をお聞かせいただき
本当にありがとうございます!
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過食は止めるものではないです。
マインド編
「そのままの自分を受け入れる」その本当の意味
私の過食症克服に欠かせなかったこと
過食症卒業に「いるもの」と「いらないもの」
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「普通」が怖い心
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