クリスマスに考えた | キワ者便り

キワ者便り

マンガ家 入江喜和のブログです。

今日はクリスマスなんで教会に行っておりました

娘が20年以上前に通っていた幼稚園が、教会のやってる幼稚園でしたので

それが縁でクリスマスは自分1人で教会へ行くのが毎年恒例となりました

賛美歌が胸に染みますなー


もちろんお祈りもしますが

さすがにDVDとBlu-rayのBOXが発売されますようにとストレートには祈れませんでした


そう、つい先日 菅野祐吾さんのオリジナル・サウンドトラックCDをいただきまして

今やってる仕事が一段落したらゆっくり聴こうと楽しみにしておりますが


サウンドトラックはCDになるのに

本編のDVDはないんですね

と正直だいぶ落胆しました


現時点では作られてないんでしょうね

そしてそれが時代の本流なんでしょう

音楽もドラマも映画もマンガも

配信 配信…

その方がムダがないんでしょうね

作っちゃったけど売れ残るみたいなムダが


おばさんなんかはド古い人間なんで、ウチの中が物であふれてゴミ屋敷寸前であろうとも

好きなマンガや小説は紙の本がほしいし

好きな音楽はCD買いたいし

好きな映画やドラマはDVDで手元に置いておきたい


だけど自分のマンガにしたって

紙の本の収入より電子書籍の方が大きいもんね

時代の波に逆らえないのはいた仕方ないのもよくわかる

わかるよ

わかるんだけど


あんまりムダが出ないようにばっかり唱えるのも

虚しくないか?

そもそも文化ってそういう、わりとムダの中から生まれる原石みたいなもんじゃないのか?

生活必需品ではないけど、これがあると元気になる

みたいな

世間的にはいらないものかもしれないけど私には大事

みたいな


いやいや語りだすときりがないですね

別にケンカ売りたいわけじゃなし

ちがう ちがう


ただ

この「ゆりあ先生の赤い糸」というマンガは不思議なマンガで

連載開始当初は全く人気がなかったんじゃないかと思う

よく打ち切りにならなかったと思うくらいで

ようやく5巻ぐらいじゃないのかな、ちょっと上向いてきたのは

いや、それでも他の人気連載とは比較にならないと思う

それが何かしらんけど賞2つももらいーの、ドラマになりーの 

わりと奇跡を呼ぶマンガなんである


だから


今は円盤化されなくとも

何かのタイミングで突然される日が来るかもしれない

と、ちょっと信じたりしているおばさんです

おめでたいかもしれないけど

なにしろあんな豪華キャストだし


テレビ局に直接聞いてくださった方もいらしたようで、どうもありがとうございました!


エンがあれば、どーしたって円盤化されるよ!

とゆりあさんに言われそうな気もしてるので

とりあえず今日教会で神さまにお祈りしたのは

この1年ありがとうございました!

ってことだけでした


ほんとにみなさんにも

この1年のいろんな応援ありがとうございました!!

来年もがんばります!


とまとめてみる