返却パーツを解析して見た | 1091の道(ブログ版)

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SLPワークスからの返答が頼りなく

戻って来た18尾長モンスターの返却パーツを検証して見た。

 

 

先ず、ギア類は先にパーツクリーナーで洗浄してルーペで目視確認。

それぞれのベアリングは洗浄せずに回転チェック。

 

この段階で僅かなゴリ感が有れば振幅して大きく伝わる。

その後パーツクリーナ―で洗浄。

 

 

結果から言えば致命的なパーツは

写真右のピニオンボールベアリング(@1.400)と断定。

 

 

写真は洗浄後の写真なんですが、かなりサビが着いてて、

回さなくても分かるレベルの劣化でした。

球にはまだ薄っすらサビが残ってます。

ってか、ピニオンベアリング、ステンレスじゃ無いのね(;´・ω・)

 

メンテ法は汎用機と少し異なりLBリールは指定通りシャワー水洗後に

リアキャップ外して指定グリスを適量噴霧。

尚、グリスは基本的に左側からしか噴霧出来ない。

 

ちなみに水洗後は何故かリアキャップから水が滴る。

って事は内部にシャワー水が入ってるって事になる。

(実際水滴が見受けられる)

 

水の侵入経路はレバーを伝うのか?

ならマグシールドの意味は一体?

水洗もほどほどにせんとアカンかも知れない。

 

ピンク○がメーカー指定グリス位置

 

これでグリスが届かんかったって事は

ドライブギアの右側にピニオンギアが有りドライブギアが壁になって

グリスが届かんかった可能性が高い。

 

今後、グリスアップする時は意識して右側にも行き渡る様せんとアカン。

ノズルパイプを曲げるのも手かな。

 

 

・・・っと言った返答が欲しかったんです。

これが再発防止に繋がると思うねんけど。

 

他は・・・

 

 

ドライブギアはまだ切削面(フライス目?)が有るレベル。

 

 

裏面も切削面は健在。

って事は摩耗はほぼ無いと見て良いか。

流石タフデジギア(超ジュラ)って所か。

 

一方、ピニオンギアは・・・

 

 

ドライブギアとの接地面の光沢がある事から極僅かな摩耗は有る?かな?レベル。

摩擦抵抗軽減から材が真鍮か?砲金か?は分からないけど

硬い金属じゃ無いので減って然り。

 

でも私的には交換せなアカンレベルでは全然無い。

今回、回転不良で出したのは時々ほぼ無音でスムーズに回る時が有ったから。

つまりギア摩耗が原因で回転不良なら継続的にゴリ感が有るはずだ。

 

この2つのギアが一番高価で@9.400。

ピニオンベアリングだけなら工賃別でパーツ代@1.400で済んだと言う。

 

ついでに・・・

加水分解?されたで有ろう、ネチネチになったハンドルノブを交換。

 

 

レグザ4000に着いてたまだ小奇麗なノブにベアリング入れて移植。

エラストマーか何か知らんけどこのネチネチってイヤですねーι(´Д`υ)

 

 

ま、今回メンテして貰って、機関良好♪

今後安心して使えると言う信頼を買えたのは大きいです(^-^)

 

また自己解析レベルですが、今後のセルフメンテにも活かされるので

チョット高かった授業料としておきましょう(笑)