台風10号後の海 | 1091の道(ブログ版)

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台風10号が過ぎ去りましたね。

我が家は何とも無かったですが皆さんは無事でしたか?

 

さて釣りブログと言う事で・・・

先日の海との比較をしてみようかと。

 

先ずは水温。

 

 

グラフの目測では26℃付近で上~下層まで安定してますね。

つまり、一般に言う「海が荒れて掻き混ざった」と言えそうです。

 

今後、大きな時化(台風など)が無い限り

また上層と中~下層の水温の乖離が始まるでしょう。

 

では酸素濃度はどうでしょう?

 

 

8/15の午後あたりから風が少しづつ南寄りに振ると同時に

8/16の0時頃をピークに南西の強風(MICSで20mクラス)

となり中~下層共に上昇・安定してますね。

相変わらず表層は表示されてませんが

おそらく100%を超える飽和状態では無いかと想像します。

 

つまり【苦潮=酸欠】はこのデータ(淀川沖)

から見れば心配ないと見て良いでしょう。

 

水温・O2的には多くの魚が喜んでるはずです(笑)

 

しかし気になるのが降雨による水潮。

これは間違いなく・・・

 

 

水が注してますね。

一般的に何を境目に【水潮】と言うのか私は知らないけど

このグラフを見た個人的な感覚では

充分な水潮と言えそうです。

 

グラフを見る限りでは時を追う毎に表層の塩分低下が分かりますね。

これは単純に大型流入河川(淀川・武庫川)の影響でしょう。

また、中~下層の塩分濃度の低下も見られる事から

やはり時間的に南西の強風が海を混ぜたと考えられます。

 

また海を見てませんが、尼崎F、北港ならサンバシ周辺、

武庫イチの1番~カーブ周辺などはほぼ間違いなく

【揚子江】になってそうな感じで

順次沖に展開されるでしょうね(^-^;)

 

この時期の一発目の台風は色んなモノが流れ着きます。

カンカン照りで枯れた草木やゴミ類など

一発目ならではの漂着物が海に流入し

釣りは勿論、航行にも支障が出ます。

 

こう言うキッカケでエサが変わったり

魚の動向に変化がでたりするんですが

チヌには良さげな条件が揃ってますが、

タコやアジなど潮にとても敏感な魚介はどうなるんでしょう?

 

暫くは【揚子江】とお付き合いですかね(^-^;)