義母と最後のお別れ | 筋膜リリースで食ってる 施術者のひとりごと

筋膜リリースで食ってる 施術者のひとりごと

当サロンは元々、オールハンドで筋膜リリースを提供しておりましたが、2018年から全身ケアの痛み軽減にメディセルを使用しております。頭痛や肩こり、腰痛、緊張性頭痛や冷えなどを感じやすいかたにも好評です。あなたのストレスを軽減するサポートをいたします。

義母が1月24日に他界しました。
 
 
88歳。
 
 
一昨日葬儀を終え
義母は家に戻ってきました。
 
 
骨粗鬆症だった
義母のお骨は本当に軽かった。
 
 
夫は骨太でしっかりと残っていて
骨壺に入りきらなかったのだが
義母は骨壺半分くらい。
 
 
軽いに決まってるよね・・・。
 
 
遺骨を抱えながら
色々なことを思い出した。
 
 
けっして良い嫁ではなかったので
義母が元気な時は
意見が合わないことは多々。
 
 
今考えると
お互いが近づきたかったのに
どこか遠慮していたのかもしれない。
 
 
義母は息子(私の夫)を亡くした後
24時間介護の施設入所を
自分から望んだのだが私には
もっとできることはなかったのだろうか。
 
 
 
 
昨年の8月下旬
もう長く持たないと言われていた。
 
 
事の始まりは誤嚥性肺炎。
 
 
介護施設で
食事の飲み込み時、咳込むようになり
微熱を出し入院したのが
昨年の8月中旬。
 
 
機能訓練も毎日しているのに
どんどん飲み込みができなくなり
鼻から管を入れ
そこから薬を入れるようになった。
 
 
当然経口で食べることはできなくなった。
 
 
痰が絡むようになり
吸引を余儀なくすることになったのだが
その度に苦しそうな顔をし
終わったあと話をすると
「死ぬほど苦しい、嫌だ」と。
 
 
その頃から
できるだけそばにいようと決め
後悔はしないよう
サロンでの仕事をセーブすることにした。
 
 
点滴も水分点滴だけではなく
カロリー的には少ないが
栄養点滴をして良いかどうか
同意を求められた。
 
 
急性期病院(回復をメインとする)に
入院していたので
胃ろうの選択はないか尋ねられた。
 
 
自分が義母の立場だったら・・・
 
 
胃ろうでどこまで回復する?
 
 
体力が下がり続け
発語もできなくなって
痛いことも嫌なことも
もしかすると表現できなくなるかもしれない。
 
 
なのに毎日定期的な時間に
死ぬほど嫌な吸引をし続ける。
 
 
結局その選択をすることは
私にはできなかった。
 
 
家族にも相談し同意も得た。
 
 
その選択が倫理的に
良いか悪いかは別として
苦しまずにいてほしかった。
 
 
状態がさらに下降し
急性期病院では難しくなったため
療養病院を紹介してもらい
手続きを済ませ転院。
 
 
自宅介護も考えたのだが
私の体調が思わしくなかったので
見合わせた。
 
 
車で片道40~45分。
できるだけ会いに。
 
 
1月に入り
息子がインフルエンザになったため
安全が確認できるまで
面会できない日が続いたときは
正直切なかった。
 
 
感染も問題ない日数になり
すぐに会いに行った。
 
 
意識は下降していたが
「また来てもいい?」というと
小さくうなずいてくれた。
 
 
その言葉は、私と義母のお約束。
 
 
なのに22日、
面会をして帰り際
「また来てもいい?」というと
義母は何の反応も示さなかった。
 
 
「また来てもいい?」と
何度も尋ねたが反応がないため
「来るなって言ってもまた来るからねー」と
いってその時帰ったのだが・・・。
 
 
23日
午後一番にドクターから連絡があった。
「今朝ほどから血圧が下がってきています。
意識もかなり反応がない状態です」と。
 
 
サロンで仕事し
片付けに入っていたところだったので
大急ぎで帰り支度をした。
 
 
子どもたちに連絡し事情を説明。
自宅で待機させ合流し
すぐ病院へ向かった。
 
 
 
 
病院に向かう途中の風景。
こんなにきれいな夕日を
義母と一緒に見ることはもうできない。
 
 
 
 
到着したのは17時頃。
 
 
前日大きく反応はしないけど
目は動いていたのに
もう何かを見ているような
そんな状況にはなかった。
 
 
そこから何度も血圧が下がったり
心拍が下がったりしながら
朝方5時すぎに呼吸が停止した。
 
 
いきなりだった。
 
 
心拍計は動いているのに
呼吸が止まっている。
 
 
すぐに子どもたちを呼んだ。
 
 
その後も呼吸を数回した様子だったが
もう呼吸というレベルではなく
すぐに0になった。
 
 
本当の最後だった。
 
 
そこからは葬儀屋さんとの
やり取りやなんやらが始まった。
 
 
ご遺体の搬送も済み
葬儀のプランや日程も決め
家に帰り体力温存のため
とにかく寝た。
 
 
遺影は50歳前後の
おそらく義父が亡くなって
間もない頃のものを加工してもらった。
 
 
わんちゃんを抱っこした
素敵な笑顔の写真だったから。
 
 
義母は療養病院に入院し
多少の認知も入っていたから
「あそこにちらし寿司あるから持ってきな」とか
「食べていきなさい」と言ってくれていた。
 
 
もちろん、本当ではない。
せん妄や幻覚と呼ばれるもの。
 
 
話を合わせ、
義母の世界に一緒にいるようにした。
それはそれで楽しかった。
 
 
本当なら自分で手を使い
口に運び食べることを選択したかったはず。
 
 
したくてもできなかった
義母のことをみて
私は嚥下体操をお伝えすることにした。
 
 
最後の最後まで
食べることを諦めないで
人間の機能を最大限に活かしきって
最後を迎えてくれる人を増やすため。
 
 
義母が体を張って
教えてくれた本当の学び。
 
 
お母さん、ありがとうございました。
88年間お疲れさまでした。
 
 
若くして旦那さまを亡くしているのに
再婚もせず一人の人を愛した義母。
 
 
愛する旦那さまと
息子も交え水入らずで
たくさん思い出話をしてください。
 
 
 
 
 

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