2014年版 日経ヴェリタスの人気アナリストランキングです。
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2013年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-11729727100.html
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2012年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-11468132244.html
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2011年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-11466982101.html
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2010年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-10753362557.html
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2009年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-10229181789.html
■日経ヴェリタス 人気アナリストランキング(2008年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-10082661193.html
■人気アナリストランキング発表さる(2007年版)
http://ameblo.jp/ir-man/entry-10028814641.html
さっそくご紹介していきましょう。
【企業総合】
1.村木 正雄(証券・保険・その他金融) ドイツ証券(8→2→2→1)↑
2.渡辺 英克(医薬品・ヘルスケア) -みずほ証券(6→4→3→2)↑
3.山口 敦(鉄鋼・非鉄) -UBS証券(1→2→3→1→1→3)↓
4.小場 啓司(小売~専門店・アパレル) -三菱UFJモルガン・スタンレー証券(13→5→4)↑
5.斎藤 克史(機械) -野村証券(11→4→1→3→4→5)↓
※順位推移の右端の数字は2014年の順位
上位ワン・ツーに変動あり。
村木氏、渡辺氏がそれぞれ1つずつ順位を上げ、ずっとトップだった山口氏が3位に後退。
また4・5位も順位逆転。
とはいっても、小場氏と斎藤氏の得点差はたった1点。本当に僅差です。
このあたり、業界として相場牽引役になっているかどうか、機関投資家などからの注目度が高い業界かどうか等も関係してそうな感じがします。
続いて、各セクター別です。
【産業用電子機器】
1.山崎雅也 野村証券(4→2→1→1→1→1)→ 4年連続
2.前川英之 クレディ・スイス(8→4→2→2→2→2)→ 4年連続
3.嶋田幸彦 SMBC日興(3→3→4→3→3→3)→
4.松橋郁夫 ゴールドマン・サックス(8→9→5→4)↑
5.安井健二 UBS(12→4→4→5)↓
上位3名は3~4年連続の鉄板です。
昨年5位の松橋氏が1つ順位を上げました。
【家電・AV機器】
1.片山栄一 メリルリンチ日本(1→1→2→1→1→1)→ 3年連続5回目
2.中根康夫 ドイツ(3→3→3→3→2→2)→ 2年連続
3.土屋俊祐 クレディ・スイス(9→4→4→4→3)↑
4.綾田純也 大和(11→4)↑
5.渡辺崇 ゴールドマン・サックス(6→5)↑
片山氏は特典も300点以上差をつけ、ぶっちぎりの磐石なランキングです。
圏外から綾田氏が突如ランクイン。2012年のデータを見てみましたが、当時はお名前も上がっていませんでした。
【電子部品】
1.佐渡拓実 大和(1→1→1→1→1→1)→ 6年連続
2.秋月学 野村(4→4→3→3→2→2)→ 2年連続
3.渡辺洋治 SMBC日興(15→12→6→3)↑
4.板谷雅之 JPモルガン(9→8→5→4)↑
5.後藤文秀 みずほ(2→2→13→5)
佐渡氏は6年連続トップを守り続けています。
秋月氏も安定感抜群。
3位の渡辺氏は順調に順位を上げてきています。
5位の後藤氏は、手許データをつなぐと2013年に順位が急落したことになりますが、現在挽回中ということでしょうか。
【自動車】
1.桾本将隆 野村(12→5→3→1)↑
2.吉田達生 バークレイズ (3→1→1→1→2→2)→
3.野口正太郎 SMBC日興(4→3→4→4→4→3)↑
4.箱守英治 大和(7→5→8→4)↑
5.湯沢康太 ゴールドマン・サックス(7→2→2→3→5→5)→
1位の桾本(くぬぎもと)氏は順調に順位を上げて、ついにトップに立ちました。
2位の吉田氏は昨年三菱UFJモルスタでしたが、今年はバークレイズ所属になっています。
昨年1位の中西氏が全然ランクに入っておらず、どうしたかなーと思って検索してみると、「ナカニシ自動車産業リサーチ」というおそらくご自分の会社を設立されているようです。独立されたのでしょうか。
【自動車部品】昨年から自動車・部品を区分変更
1.松本邦裕 SMBC日興(1→1→1→1→1)→ 5年連続
2.坂牧史郎 大和CM(10→4→3→5→2)↑
3.坂口大陸 みずほ(12→10→7→3)↑
4.岩井徹 三菱UFJモルガン・スタンレー(6→8→3→4)↓
5.渡辺綾子 いちよし経済研究所(11→11→7→5)↑
1位の松本氏は2位の坂牧氏に400点余り大差をつけ、5年連続のトップです。
ただ、昨年までのUBSからSMBC日興に移られたようです。
昨年2位の吉田氏は8位に後退、3位の忍足氏は何と16位に転落と、波乱のセクターとなりました。何があったのでしょう。
【医薬品・ヘルスケア】
1.渡辺英克 みずほ(7→2→2→2→1)↑ ついにトップ
2.田中洋 みずほ(2→2→3→4→3→2)↑
3.山口秀丸 シティグループ(1→1→1→1→1→3)↓
4.関篤史 バークレイズ(11→3→4→4)→
5.中沢安弘 SMBC日興(8→7→6→5)
昨年トップの山口氏は9年連続のトップから3位に後退です。
昨年まで3年連続2位だった渡辺氏がついにトップの座を奪取しました。
そればかりか、2位の田中氏も同じみずほですから、きっと渡辺氏が教え込んだか、競い合った結果でしょう。ワン・ツーフィニッシュは、「みずほ、なかなかやるな 」といったところでしょう。
【化学・繊維】
1.渡部貴人 モルガンスタンレーMUFG(1→1→15→1)↑
2.山田幹也 バークレイズ(5→2→2→2→1→2)↓
3.榎本尚志 メリルリンチ日本(7→6→2→3)↓
4.横尾尚昭 ゴールドマン(3→1→3→3→3→4)↓
5.竹内忍 SMBC日興(10→8→5→5)→
昨年15位に突如陥落した渡部氏が再び1位に復活。
そのため、山田氏から横尾氏がワンランクずつダウン。
【紙パ・その他素材】
1.岡芹弘幸 SMBC日興(1→1→1→2→2→1)↑
2.河野孝臣 野村証券(8→4→3→3→4→2)↑
3.桑原明貴子 メリルリンチ日本証券(5→3→2→1→1→3)↓
4.杉山賢次 三菱UFJモルガンスタンレー(7→4)↑
5.松田洋 みずほ(5→6→3→5)↓
岡芹氏が3年ぶりにトップに返り咲きました。
桑原氏は2年連続のトップから3位に後退です。
【鉄鋼・非鉄】
1.山口敦 UBS証券(1→1→1→1→1→1)→ 13年連続
2.松本裕司 野村(6→2→2→2→2)→ 4年連続
3.原田一裕 SMBC日興(4→2→4→4→3)↑
4.五老晴信 モルガン・スタンレーMUFG(5→3→3→4→4→4)→
5.榎本尚志 メリルリンチ日本(7→5→3→3→5)↓
トップの山口氏は13年続のトップを続けており、2位の松本氏に対して280点余りの差をつけています。
【機械】
1.桜田順司 みずほ(12→6→4→1)↑
2.斎藤克史 野村証券(1→1→1→1→1→2)↓
3.星野英彦 UBS(2→2→3→3)→
4.井原芳直 モルガン・スタンレーMUFG(7→3→2→4)↓
5.石塚大 三菱UFJモルガン・スタンレー(9→5→6→5)↑
12年連続トップの斎藤氏が2位に陥落、昨年4位の桜田氏がトップになりました。
桜田氏は31歳とのことですので、気鋭の今後の活躍が期待されます。
【精密機械・半導体製造装置】
1.中名生正弘 バークレイズ(1→1→2→1→1→1)→ 3年連続
2.和田木哲哉 野村証券(3→2→1→2→2→2)→ 3年連続
3.森山久史 JPモルガン(2→3→3→3→3→3)→
4.芝野正紘 シティグループ(8→4→4→4)→
5.小宮知希 三菱UFJモルガン・スタンレー(18→10→5)↑
中名生(なかのみょう)氏の3年連続以下、4位の芝野氏まで非常の安定感のある順位になってます。5位の小宮氏がぐいぐい上がってきているので、来年以降が楽しみですね。
【造船・プラント】
1.大内卓 SMBC日興(5→5→4→1→1→1)→ 3年連続
2.若栄正宣 みずほ(3→3→3→4→2→2)→
3.田井宏介 大和(2→2→2→2→3→3)→
4.田崎僚 野村(12→5→4→4)→
5.境田邦夫 バークレイズ(8→8→7→5)↑
3年連続トップの大内氏はまだ36歳。まだまだこれからです。2位~4位の各氏も安定しています。
【食品】
1.高木直実 UBS(2→1→1→1→1→1)→ 5年連続
2.佐治広 みずほ(3→2→2→2→2→2)→ 5年連続
3.沖平吉康 SMBC日興(9→6→5→3)↑
4.山崎徳司 大和(4→4→4→3→3→4)↓
5.三浦信義 シティグループ(3→4→6→5)↓
高木氏、佐治氏ともに5年連続のワン・ツーです。
沖平氏がグイグイ上昇してきています。得点差も50ポイントちょっとですので、近い将来2位に食い込んでくることも考えられます。
【銀行】
1.野崎浩成 シティグループ(1→1→1→1→1→1)→ 10年連続
3.高宮健 野村(4→3→2→4→2→3)↓
4.山田能伸 ドイツ(7→5→5→4)
5.高井晃 大和(2→2→4→3→3→5)
野崎氏は10年連続のトップキープ。銀行勤務を経てアナリストになられていますので、内情の推察能力が優れているのでしょう。
2位の大槻氏359点、3位高宮氏357点、4位348点とかなり接近しています。来年はどうなるかわかりません。
【証券・保険・その他金融】
1.村木正雄 ドイツ(1→1→1→1→1→1)→ 7年連続
2.丹羽孝一 SMBC日興(4→5→5→2→2)→
3.大塚亘 野村(7→6→3→3)→
4.辻野菜摘 JPモルガン(2→2→2→4→4)→
5.薮本祐介 みずほ(12→5)
トップの村木氏は30歳のときから7年連続トップです。
2位丹羽氏~4位辻野氏まで2年連続の順位キープです。
薮本氏が急速ランクインです。
【小売(大型店)】
1.高橋敏雄 みずほ(2→5→5→4→2→1)↑
2.津田和徳 大和CM(3→3→2→2→1→2)↓
3.正田雅史 野村(4→4→3→3→3→3)→
4.桜井亮 三菱UFJモルガン・スタンレー(7→7→3→4)↓
5.守屋のぞみ UBS(10→9→5→5)→
今年は高橋氏が津田氏を逆転しました。
小売りセクターはシーソーゲームが続きます。
【小売(専門店・アパレル)】
1.小場啓司 三菱UFJモルガンS(1→1→1→1→1)→ 12年連続
2.風早隆弘 ドイツ(2→2→2→2→2)→ 5年連続
3.金森都 SMBC日興(17→6→3)↑
4.守屋のぞみ UBS証券(18→6→5→3→4)↓
5.河野祥 ゴールドマン・サックス(3→4→7→5)↑
専門店・アパレルセクターの小場氏は、12年連続のランキングトップです。
昨年もぶっちぎりでしたが今年も938点と、2位の風早氏494点と大きな差を築いています。
3位の金森氏は2012年以前の記録がなく、圏外から一気に順位を上げてきています。今後が楽しみな勢いですね。
【商社】
1.五百旗頭治郎 大和証券(8→3→2→1→1→1)→ 3年連続
2.成田康浩 野村証券(1→1→1→3→2→2)→
3.林明史 みずほ(7→5→3)↑
4.竹内克弥 UBS(7→4→4→4→4)→
5.村上貴史 SMBC日興(6→5→3→5)↓
五百旗頭氏が3年連続でトップを維持しました。
それ以外は小動きです。
商社セクターはもともとアナリストの数が少ないんですかね。
ランキングにお名前が挙がっている方は、他のセクターは20人程度いるのに、商社セクターは10人しかいません。
【建設】
1.水谷敏也 三菱UFJモルガン・スタンレー(1→1→1→2→1→1)→ 2年連続
2.川嶋宏樹 SMBC日興(2→2→3→1→2→2)→
3.前川健太郎 野村証券(9→3→3)→
4.高木敦 モルガン・スタンレーMUFG(3→4→4→3→4→4)→
5.寺岡秀明 大和(13→7→7→5)↑
トップの水谷氏は2012年が惜しかったですね。2011年は震災の年でしたから、業績落ち込みとその後の復興需要の読みが難しかったのでしょう。
【住宅・不動産】
1.沖野登史彦 UBS証券(1→1→1→1→1)→ 12年連続
2.福島大輔 野村証券(3→2→2→3→3→2)↑
3.小沢公樹 三菱UFJモルガン・スタンレー(7→7→6→3)↑
4.大谷洋司 ドイツ(2→3→5→2→4→4)→
5.橋本隆 バークレイズ(7→3→5→2→5)↓
沖野氏はこのセクターで12年連続トップを維持しています。
住宅・不動産セクターは、不動産賃料の動向分析やREIT市場などニーズが多々あるでしょうから、アナリストさんの数も非常に多いです。
中~下位ではかなり順位も変動しています。
【電力・ガス・石油】
1.新家法昌 みずほ(4→2→1)↑ ついに首位
2.荻野零児 三菱UFJモルガン・スタンレー(3→1→2→3→1→2)↑
3.松本繁季 野村証券(4→3→3→2→5→3)↑
4.塩田英俊 SMBC日興(10→7→6→4)↑
5.宮崎高志 シティグループ(6→1→1→3→5)↓
トップの新家氏は36歳とまだお若いのですが、2012年に圏外から一気に4位入賞後、順調にランクアップしてきました。
今後が楽しみですね。
【運輸・倉庫】
1.姫野良太 バークレイズ(8→4→2→2→1)↑ ついに首位
2.一柳創 大和証券(1→2→1→1→1→2)↑
3.国枝哲 みずほ(7→7→3→3)→
4.土谷康仁 メリルリンチ日本(3→4→6→4)↑
5.尾坂拓也 モルガン・スタンレーMUFG(6→5→5→5)→
ついにトップになった姫野氏は弱冠32歳。しかし、トップを明け渡した一柳氏との差はたったの7点 これからのデッドヒートが楽しみですね。
【通信】
1.増野大作 野村証券(1→1→1→1→3→1)↑
2.高橋圭 みずほ(3→2→6→2)↑
3.津坂徹郎 モルガン・スタンレーMUFG(5→2→2→3→1→3)↓
4.安藤義夫 大和(7→7→10→4)↑
5.早川仁 クレディ・スイス(4→5→4→4→4→5)↓
ソフトバンク、KDDI、ドコモの目まぐるしいキャンペーンや戦略同様、通信セクターは上位でも結構順位変動が激しいですね。
なかなか○年連続という実績が出ません。
【ビジネス・IT・ネット】
1.田中秀明 三菱UFJモルガン・スタンレー(7→4→1→1)→ 2年連続
2.菊池悟 SMBC日興(1→2→12→2)↑
3.上野真 大和証券(7→7→3→3)→
4.米島慶一 バークレイズ(4→4→1→2→4)↓
5.堀雄介 みずほ(10→9→6→5)↑
ビジネス・IT・ネットのセクターは、SIerの業務の幅も広いでしょうし、なかなか業績予想するのも大変だと思います。
2位に復活した菊池氏は25点差ですので、来年1位返り咲きも十分ありえる圏内です。
【レジャー・アミューズメント】
1.森田正司 岡三証券(1→1→1→1→1→1)→ 8年連続
2.小山武史 みずほ(3→2→2→2→2)→
3.角田祐介 東海東京調査センター(20→8→6→3)↑
4.石原太郎 大和(4→7→7→4)↑
5.村上宏俊 三菱UFJモルガン・スタンレー(7→11→3→5)↓
森田氏のトップも8年目に入りました。ポイント差も240pt余りありますし、まだまだ安泰な感じです。
一方、3~5位はポイントが接近していますので、今後順位変動がありそうです。
【放送・広告】
1.岩佐慎介 みずほ(1→1→2→1→1)→ 2年連続
2.石原太郎 大和証券(6→5→2)↑
3.長尾佳尚 野村証券(3→2→1→2→3)↓
4.前田栄二 SMBC日興(5→5→5→4→4)→
5.森田正司 岡三(6→8→7→5)↑
岩佐氏は2年連続のトップです。放送や広告業界は景気に左右されるだけに、マクロ環境の分析に力を入れているそうです。
【中・小型株】
1.渡辺真理子 UBS(6→1→1)→ 2年連続
2.渡辺英克 みずほ(6→3→2→2)→
3.古島次郎 大和(11→12→9→3)↑
4.氏原義裕 みずほ(2→1→5→2→3→4)↓
5.長谷川義人 三菱UFJモルガン・スタンレー(10→1→1→4→5)↓
渡辺氏は2年連続のトップです。
人気アナリストだけあって、大変お忙しそうです。
上位が安定してきた中・小型株アナリストのなかで、3位の古島氏はかなりの勢いでランクアップしてきています。
今後、さらに上位に割って入っていくか楽しみですね。
【ストラテジスト】
1.阪上亮太 SMBC日興(8→4→1)↑ ついに首位
2.菊池正俊 みずほ(1→1→1→2)↓
3.宮島秀直 パルナッソス・インベストメント・ストラテジーズ(3→2→3)↓
4.三宅一弘 大和証券(4→3→4)↓
5.北野一 バークレイズ(3→2→-→5)↑
ずっと菊池氏がトップでしたが、今年は坂上氏が首位に立ちました。まだ36歳ということですので、今後、人気のストラテジストになられていくことでしょう。
最後に所属会社別ランキングです。
1位: みずほ証券グループ(8→9→4→1)↑
2位: 野村証券(1→1→1→1→2)↓
3位: SMBC日興(9→7→2→3)↓
4位: 大和証券グループ(3→5→4)↑
5位: 三菱UFJモルガン・スタンレー(5→6→3→5)↓
今年は上位を国内系が占めました。
外資系証券は、6位UBS、7位メリルリンチ、8位バークレイズなどとなっており、獲得得点からいっても完全に国内系と外資系が分かれてしまっています。
野村のアナリスト数は50名とダントツに多いのですが、39名を抱えるみずほは外資系証券からのアナリストの移籍を積極的に受け入れてきた成果だといいます。
確かに、記事中ではトップアナリストの所属数を比べていますが、みずほが5人、SMBC日興・大和・三菱UFJモルスタ・UBSは4人であるのに対して、野村は3人と、ちょっと見劣りするのが現状ですね。
もう少し人材育成に注力する必要がありそうです。
アベノミクスで株式市場が元気になってきたところですから、以前のように新卒社員がこぞって証券業界に就職してくれるように、証券会社トップからのメッセージ発信が重要ですね。