ピアノ、バレエ、そろばん、習字など・・・ずーっと続けられればいいのだけれど、
半分以上の方は、一生続けるわけではなく、いつかは辞めるときがきます。
そのときのタイミングは?
迷いますよね。
そらばんなら、中学生になるから辞めます。ピアノなら高校生になるから辞めます。
などなど・・・
習い事を辞めるときのタイミングについて少しお話してみようと思います。
このような時期を見分けるポイントは、
「感謝の気持ちを持てるかどうか」
「自分の成長が感じられたかどうか」です。
もしも、バレエなら・・・
・小さいころから教わった先生に感謝できるかどうか
・お月謝を出してくれた、発表会にも出させてくれた親に感謝できるかどうか
・一緒に習った周りのお友達に感謝できるかどうか
・一生懸命踊ってきた自分に感謝(よくやったと言える)できるかどうか
などです。
決して
「あの子Aにいじめられたから、いる場所がないから辞める」
という結末にしないでほしい。
もしも、その結末で辞めてしまうと、また同じことを繰り返す。なぜなら辞めることにより、自分が成長していないから。被害者意識だけで辞めると、次行くところも、また被害者になってしまうから。
けれど、いや~なあの子Aに対してどのように対処していこうか?
あの子Aに対してどのように思えばよいのか?
あの子Aと出会えたおかげで何か、あなたが成長することはなかったですか?
「あの子Aのおかげで、・・・・・と気づいた」
「あの子Aのおかげで、・・・・・で、私は成長できた。そして、自分によくやったと言える」
という文章が自分の中で、作れたら最高です。
例えば、
「あの子Aのおかげで、親に相談したら、一生懸命話を聴いてくれた。親の深い愛情を感じることができた」
「あの子Aのおかげで、バレエはさほど好きではなく、音楽を演奏することの方が自分は好きなのだと気づいた」
「あの子Aに嫌がらせを受けながらでも私はバレエを15年間続けた。そして、Aと一緒に最後の舞台でバレエを踊った。とっても私は成長できた。精神的に強くなれた。」
というような文章が書けるとよいですね。
職場を辞めるときなら、
「あの人のおかげで、辞めるという決意ができた。自分の天命・ミッションを気づかせていただいた」
「ここで働かせてもらった。そのおかげで、人脈が広がった。政治経済がどのように動くか分かった。」
「20年間もここで我慢した。私はよくやった。我慢強い私を感じることができた」
など思えたらよいですね。
しかし、職場では、本当にひどいいじめ・嫌がらせもあります。そういうときには、
「あの人のおかげで、ああいうふうにはなりたくない。という反面教師ができた。
私は、次のステップとしてこういうふうなチャレンジをしてみよう」
と自分の成長につなげる言葉が書けるといいですね。
ずーっと続けることも素晴らしいことですが、自分に合ってない場所で我慢し続けるのは、
本来生まれ持った大切な自分をないがしろにすることになるので、
よい事はあまりおこりません。あなた自身が自分をないがしろにしているので、
他の人からもないがしろにされるという悪循環が生まれます。
まとめます。
自分には合っていない。と思ったとき、感謝の気持ちを持ち、自分が成長できるような辞め方ができたら良いですね。
くれぐれも言っておきますが、ひどいいじめ、嫌がらせを受けている方は、誰かに相談してください。感謝の気持ちを持つ前に、大切な自分を無くしてしまったら、悲しいです。信頼できる人に必ず相談してくださいね。
待っています。
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