碧南・高浜で美術館特別展を観る | みののかみのブログ アメブロ版

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美濃国出身・在住のみののかみが日々気付いたこと・感じたことを書き出すもの也

史跡および日帰り天然温泉の訪問記が殆どと成り候

西尾市から矢作川を越えて碧南市に入る。

碧南市の藤井達吉現代美術館特別展

「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」

ちょうど開催中で、

岸田劉生・中川一政といった知った画家が

春陽会所属で今回作品が並んでいるので、

そして高浜市へ向かう途中なので、

特別展を観に寄って行こうと考えた。😃💡

 

ただし、碧南市の藤井達吉現代美術館

高浜市のやきものの里かわら美術館も、

どちらも駐車場が小さくて、❌🅿️🚗

クルマで訪れて大丈夫かな❓と思っていた。

今日はずっと曇天で気温が上がらず、☁️

歩いて熱中症に罹る心配は無さそう。

名鉄碧南駅付近に有料一般駐車場があれば

クルマを停めて名鉄電車も利用しようかと

碧南市藤井達吉現代美術館に程近い

名鉄碧南駅の付近へ走るが、

名鉄協商などが運営している駅前駐車場は

名鉄碧南駅付近に見あたらず、❌🅿️🚗😧

辺りをウロウロ回っていたら、空腹から

から揚げ店の巨大な看板に目が行き、

まずは昼食を摂りに行こうと

そのから揚げ店へ走った。🚘️🍚🥢

から揚げ店はテイクアウト専門店で、

駐車場は広いものの店内で飲食出来ない。😧

困ったなと思ったら、

すぐ隣がラーメン店の「鶏そば藍 碧南店」で、

店の外に行列が出来ていた。👨‍👦👨‍👨‍👦👬🍜🍥

評判のラーメン店ならばここで昼食をと、💡

行列に並んで「鶏そば藍」に入った。🍜🍥🥢

京都の鶏ラーメン専門店とのことで、

岐阜で鶏白湯ラーメンの新店舗が出来ると

必ず食べに行く私にはちょうど良かった。🤗

ボリュームもあって美味しく、

満足してまた名鉄碧南駅付近へ戻った。😋

 

ラーメン店の店内にいた間に

美術館の専用駐車場を確認して、🅿️

クルマを走らせると、美術館の正面の

10台も入れない駐車場に空きがあり

駐車出来て美術館に入館した。🅿️🚘️

この碧南市藤井達吉現代美術館は、7年前に

特別展「花森安治の仕事」を観に来ていて、

👉️ブログ

 

今回も美術館の大部分を使用した
大規模な特別展になるのだろうと思った。
さて、いつも休日には歴史系の企画展や
史跡をめぐることが多い私だが、
物心つく頃から美術教師だった父に
あちこちの美術館へ連れられて
観に行っていたためか、
国内外の著名画家の展覧会は
観られる機会があれば足が向いている。
洋画・日本画問わず風景画は大好きで、
描いた画家の気持ちに触れられれば
じっと見入ってしまう。
今回も春陽会所属の画家の作品で
風景画をたくさん観たいと思った。
特別展を観ていくと、
風景画は少なかったが、
所属画家それぞれの個性が作品に表れ、
作品一つ一つを観るのは面白かった。
 
碧南市藤井達吉現代美術館を出ると、
もともとの目的地の
高浜市やきものの里かわら美術館へ向かう。
碧南市から高浜市まで、
衣ヶ浦の海岸近くを走る国道247号線を
まっすぐ北上すれば、すぐ近くに
やきものの里かわら美術館があるはずと
国道を走って行ったら、
高浜市へ入ってすぐに美術館が見えて、
しかも「衣浦大橋東」信号交差点の角に
美術館の大きな建物が建っていた。🚥🏢
やきものの里かわら美術館専用駐車場は
美術館の正面すぐ前に20台分も無い
小さな専用駐車場があり、
数台分の空きを見つけて駐車出来た。🅿️🚘️
 
映画『テルマエ・ロマエⅠ』・
『テルマエ・ロマエⅡ』の原作者で、
マスメディアに度々登場されている
ヤマザキマリさんの、
本業の漫画家の仕事を紹介した今回の
やきものの里かわら美術館の企画展
「ヤマザキマリの世界
 ―世界で生きて、世界で描く―」
『テルマエ・ロマエ』関連の
多くの展示品を観ていくと、
主人公のルシウス・モデストゥス役は
原作の漫画を観る限りは
阿部寛さんしか適役はいなかったと思えた。
映画『テルマエ・ロマエ』Ⅰ・Ⅱは、
ローマ人の配役もほとんど、
顔の濃い日本人俳優が演じていて、
漫画どおりの演技とローマ人の顔立ちの
両方を兼ね備えている俳優は非常に限られ、
中でも阿部寛さんがルシウス役に
ピッタリ当てはまったのだなと思えた。
またヤマザキマリさんには
『テルマエ・ロマエ』以外にも古代ローマや
ヨーロッパの歴史を描いた作品は多く、
今回の企画展に展示された多くの資料から
ヤマザキマリさんはローマ帝国を中心に
ヨーロッパの歴史や文化に非常に造詣が深く、
知り得たヨーロッパ史を紹介するかたちで
ヨーロッパが舞台の数多くの漫画を
描いておられるのだなと思った。
またヨーロッパ関連にとどまらず
日本国内関係の漫画や挿絵も、
さらに山下達郎さんのCDアルバムの
イラスト・表紙全般も担当されていることを
今回の企画展で初めて知り、
絵を描く実力も相当な方だと分かった。
映画『テルマエ・ロマエ』Ⅰ・Ⅱは
非常にインパクトのある面白かった映画で、
🇮🇹イタリア在住でこのような漫画と映画を
出し続けるヤマザキマリさんは
凄い方なのだなと思っていたが、
『テルマエ・ロマエ』に限らず
多くの作品を産み出される前提として
ローマ帝国などヨーロッパの歴史と文化への
造詣の深さがあったことを
今回の企画展で初めて知った。
 
映画『テルマエ・ロマエ』Ⅰ・Ⅱを観たとき
古代ローマ・日本・古代と現代が
時間も場所もワープし交錯する話は
この映画にしか無い特質かなと思ったが、
その時間も場所もワープし交錯する話の
バックグラウンドがまた凄かったと
強く思えた企画展だった。
 
高浜市やきものの里かわら美術館
衣浦大橋東交差点に近く、
帰り道は衣浦大橋に出て
対岸の半田市亀崎へ衣ヶ浦を渡り、
そのまま道なりに阿久比町に入って
県道55号線に出て名古屋方面へ北上した。
東海市加木屋で国道302号線に出ると、
有松で名二環に入る前に大渋滞があったが、
なんとか日没前に一宮まで走り、
渋滞と単調な沿線風景で疲れが増したため
国道22号線沿いで夕食を摂って帰宅した。