東京都内で、
午前中に多摩モノレールに乗り、志村けん像と
鉄道開業150年の記念企画展2つを観て回ると、
午後から神奈川県へ移動する。🚊🚃
神奈川県での第一の目的地は
NHK大河ドラマの舞台の地の鎌倉市で、
JR新橋駅からは横須賀線の電車ですぐ行ける。🚃
しかし、今回の旅では、
品川駅でJRを降りて京浜急行電鉄に乗り換えた。
京浜急行電鉄の電車で
三浦半島の先端近くの三浦市まで行き、🚊
京急久里浜駅からJR横須賀線に乗り換えて
鎌倉へ行こうと考えたのだった。
京浜急行線には金沢八景駅まで乗車経験があり、
その先へ乗車してみたかったことと、
ほとんど乗車経験の無いJR横須賀線にも
久里浜駅から一度乗車してみたかった。
京浜急行電鉄の品川駅で
三崎口行き快特電車に乗車し、
1時間ちょっと乗車して終点の三崎口駅へ。🚊
降り立った三崎口駅は、
半島先端の三崎漁港から離れた
小高い段丘の上に立地していて、
三崎漁港など沿岸部へ行くバスが
駅前にたくさん待機していた。🚌
今回は半島の沿岸部には行かず
すぐに京急久里浜駅へ折り返すつもりだったので
土産にマグロの角煮を買うと改札を通り、🐟
上りの泉岳寺行きの快特電車に乗車した。🚊
そして京急久里浜駅で京浜急行電鉄を下車し、
近くのJR久里浜駅へ歩き、🚶
横須賀線の電車に乗車した。🚃
横須賀線は横須賀市内の区間で
海上自衛隊などの基地のすぐ近くを通るため、🇯🇵🇺🇸
軍艦の艦橋がよく見えたのは、
独特な光景だなと思った。🛳️
そして、いざ鎌倉へ。
駅のホームから改札口へ続く通路に描かれた
「鎌倉殿の13人」すなわち源氏将軍を支えた
13人の重臣たちのイラストが面白い。
鶴岡八幡宮の鳥居をくぐり、⛩️
中央の段葛(だんかずら)を八幡宮へ歩く。🚶
若宮大路の沿道は物凄い賑わいで、
鶴岡八幡宮の境内に入り太鼓橋の先を眺めると
特別な縁日のような混雑ぶりが見えた。⛩️
NHK📺大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の
鎌倉大河ドラマ館は、
この太鼓橋の近くから西側へ入った
「鎌倉文華館」が会場で、
係員の指示で予約無し入場の列に並ぶ。
混雑する日には数時間待ちになることもあるが、
今回は30分ほどで入場出来た。
9月初めに伊豆の国市の大河ドラマ館へ行ったが、
➡️ブログ
鎌倉大河ドラマ館は
伊豆の国市の大河ドラマ館より大きい様子。
『鎌倉殿の13人』のドラマ紹介や
登場人物(配役俳優)の実物大パネル、
ドラマで使用された衣裳や小道具の展示は
伊豆の国市の大河ドラマ館と変わらないが、
9月初めに伊豆の国市の大河ドラマ館を訪れた際、
新型コロナの流行が収まりきっておらず、
鎌倉はおそらく大混雑するだろうと思って
敢えて鎌倉には来ていなかったが、
今回は東京都心へも出掛けられるほど
新型コロナ流行が収まった谷間の時期で、
やはり混雑はしたが、鎌倉の大河ドラマ館を
訪れられて良かった🤗
鎌倉文華館を全面利用した鎌倉大河ドラマ館は、
2階が大河ドラマ館の展示室で、
1階に降りると土産品売り場がある。
『鎌倉殿の13人』のロゴやキャラクターを
商品に付けている販売品が多いが、
旅慣れた癖で❗❓製造元と販売元を見ると、
販売している土産品の大半の製造販売者表示に
鎌倉から遠く離れた全国の都市の名があった。
この大河ドラマ館までやっとのことで来て、
鎌倉市以外の製造販売者の商品を買うのは
土産物に相応しくないと思っていたが、
鎌倉市の製造販売者だった商品は
和菓子のきんつばだけだった。🥮
そのきんつばを買って、大河ドラマ館を出る。
大河ドラマ館のパンフレット提示で
JR横須賀線の反対側にある
「鎌倉歴史文化交流館」に無料で入館出来るが、
この日は展示替えのため休館中だった。
波田陽区さんになりきって
「残念❗」と言いたかった。🎸
鎌倉歴史文化交流館へ行けないなら、ではないが
鶴岡八幡宮や鎌倉幕府関係の史跡を
じっくり見て歩こうと思い、
まずは鶴岡八幡宮の本宮へ詣でる。⛩️
大河ドラマではもうすぐ放送するシーンの
3代将軍の源実朝が甥の公暁に暗殺された石段を
「実朝、覚悟~❗」とつぶやきながら登り、
本宮で参拝して、👏
背後の回廊の宝物館も見学した。
宝物館の展示資料では、
鎌倉時代以来の伝統がずっと引き継がれた
鶴岡八幡宮の歴史がよく分かった。
そして若宮大路の方向を眺めて
鶴岡八幡宮境内を東へ出たところに
大河ドラマでは中川大志さんが演じている
畠山重忠の邸址があり、
鎌倉幕府関係の史跡をさらに見ようと、
東方向にさらに800mほど歩いて、
将軍の大蔵御所跡へ。🚶
源頼朝がこの地に幕府を開き、
源氏将軍の間はこの地に幕府があった。
そして源頼朝の墓の法華堂跡も近いと
案内板で見て、足を伸ばした。🚶
源頼朝の墓前に詣でると、鎌倉駅まで折り返す。
鎌倉駅まで路線バスも頻繁に走っているが、🚌
大河ドラマ館と鶴岡八幡宮へ行く前に
若宮大路などで大渋滞を見ていて、
バスに乗って鎌倉駅到着が読めないよりはと
2km以上の道程を歩いた。🚶
すると若宮大路の沿道に、
「北条泰時邸跡」の保存展示を見つけて、
ビルの1階の保存展示スペースを見に行く。👀
歴史グッズを販売している店舗があり、👜👛
バッグなど商品を物色がてら、
店主の方からこの保存展示の話を聞けた。
若宮大路に沿ったこの一帯が北条泰時邸跡で、
泰時邸跡ということは
その父親の義時の邸跡でもあった。
保存展示スペースはこの北条邸の台所跡で、
鎌倉時代の遺構が唯一露出している場所とのこと。
鎌倉駅までの道程をゆっくり歩き、
この北条邸跡に出逢えたのは良かった🤗
そしてこの北条邸跡遺構を守るように
歴史グッズの店舗があるのも良かった🤗
この北条邸跡の先、土産物店を何軒か覗いたが、
「鎌倉」というネームバリューだけで
観光客を引き寄せて買わせている土産物や
鎌倉に来たことの満足感で買わせる
テイクアウト食品がやたら多いと思った。
もともと、首都圏唯一の古都で
歴史を重ね歴史で人々を惹き付けてきた鎌倉は、
首都圏最大の観光地のひとつと言っても良いが、
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送によって、
脚光をさらに浴びるだけでなく、
鎌倉が輝いた時代への歴史認識が深まればと
ドラマの舞台の現地鎌倉を訪れて思った。
鎌倉駅に戻ったら、
駅の西口の江ノ電のりばへ行く。🚉
この日の深夜の23:35に
帰りの夜行高速バスに乗車するまで
秋の夜長を首都圏で如何に過ごすか
あれこれ考えたうえで、
まずは江ノ電に乗車して藤沢へ移動する。🚞
江ノ電の鎌倉駅ホームは、物凄く混雑し、
なんとか電車に乗れたものの超満員だった。
観光鉄道として需要が大きいと確信出来たが、
地元住民も駅に停車するごとに降車し乗車し、
現在の電車の収容人員や線路規模では
乗客を捌ききれない程なのだなと思った。
終点の藤沢駅に到着すると、
改札口のすぐ目の前に
江ノ電直営のグッズ直売店があった。
これから12月まで、地方鉄道に乗車したら
現地限定販売の来年用鉄道カレンダーを
買ってこようとずっと思っていて
(ここ何年か毎年続けていて、
今年のカレンダーは昨年11月に購入した
東京都交通局荒川線のものを使用中)、
この江ノ電の藤沢駅で江ノ電の
2023年カレンダーを購入出来て、
他の地方鉄道へ鉄道カレンダーを
買いに行かなくても良くなった。📅
昨年11月に首都圏を訪れた際は、
東京の荒川区三ノ輪橋の鉄道カフェで
秋の夜長の時間を過ごしたが、🍝☕
今回の夜行高速バス乗車までの時間は
神奈川県内で温泉に入りに行くことにした。
神奈川県南端の湯河原温泉まで
藤沢からJR東海道本線で1本で行けるため、
JRの藤沢駅へ行って
東海道本線の下り電車に乗る。🚉🚃
江ノ電からJRへの連絡通路で
藤沢駅のホーム越しに富士山が眺められて、
眺めて写真を撮ったりしていたら
JRの沼津行き電車に間に合わなくなって、
しばらくJR藤沢駅ホームで熱海行き電車を待ち
湯河原駅へ移動した。🚃
このコロナ禍で湯河原も日帰り温泉は少なくなり、
ネット検索して見つけたのは、
JRの駅から徒歩20分ほどの場所の
「みやかみの湯」という温泉♨
湯河原温泉は駅前ではなく
少し入った千歳川沿いに旅館が多く、
みやかみの湯はその入口付近の様子。
徒歩20分がどんな距離かなと思い、
行きはタクシーに乗車した。🚕
「みやかみの湯」の温泉施設は、
大きくはない建物だが真新しく、
温泉もよく温まり心地好かった🤗
タクシーの運転手には、
新宿での夜行高速バス待ちの時間に
藤沢から湯河原まで入浴に来たことを
非常に驚かれたが、
湯河原温泉は一度入浴に行きたかったため、
そして夜行高速バスでの往復旅で
温泉に入れることがこの上なく嬉しく、
東村山から湯河原まで来られたことは
物凄く充実した旅に思えた。
みやかみの湯を出ると、
駅まで戻る途中で夕食を摂り、🥢🍚🥓
岐阜行き夜行高速バスがバスタ新宿を発車する
23:35までのさらに残った時間を、
JRの路線を大回り乗車しながら過ごした。🚃
岐阜行き高速バス発車の20分ほど前に到着した
バスタ新宿の構内は、やはり❗❓
国内外の大勢の旅行客でごった返していた。