08/25 わのばしょめぐり 壱の場「夏の終わりの栄養補給」 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

篠笛:渡辺百枝さん
ピアノ:川崎祥子さん

今年の3月のライブのときにちょこっと予告されていた「和の建築物で行うライブシリーズ」がいよいよ開始。
 
「わのばしょめぐり」と題して3回シリーズ。その第1回というか【壱の場】として古町麹製造所の蔵座敷店さんで「夏の終わりの栄養補給」。
古町麹製造所はカミフルにお店があるのはもちろん知っていますけど、こちらは初めてでした。

最初はちょっと実際の公演がどこで行われるのかわかりませんでしたけど、案内されて上がった2階はなかなか風情のある空間。
欄間だったり、窓のデザインなんかも面白いですね。
そんななか、なかなかゴージャズなゆったりした椅子に座らせていただいて開演を待ちます。

定刻にお二人が登場。公演のイメージ通りにお二人とも和服ですね。
渡辺さんは、なんていうんでしょうね「ハッピ」でいいんでしょうか、篠笛奏者の正装という感じでしょうか(笑)。川崎さんは浴衣ですが、ちょっと足の部分を短くしていますかね(演奏しやすいようにだと思いますが)。

まずは、童謡を2曲。「浜辺の歌」に「椰子の実」だったかな(メモ等をとっていないので曲名、順番等、うろ覚えです)。
なんだかこういう曲だと、篠笛もなんだかしんみりするというか、ちょっとわびさびを感じさせますね。

そしてこの辺で飲み物が届いて観客に配られます。
もちろん、甘酒、、、というか麹ドリンク。やさしい味わいですね。美味しゅうございます。まさに栄養補給です。

全体の進行は渡辺さん7、川崎さん3くらいのトークで和やかに進行。
なんだか渡辺さんの声もなんだか癒されるというかほんわかしますね。

この「わのばしょめぐり」では会場が「和」というだけでなく、曲も「日本人作曲の曲」にこだわる、ということも明かされました。
結構大変な制限だと思うのですが、どんな曲が選択されるのか楽しみでもありますね。

その後、渡辺さん自身が作曲した曲を2曲....確かに日本人作曲の曲です(笑)。

2年前の「水と土の芸術祭」に出演されたときに作ったという「drop's Trip」と今年の新潟キルト関連のイベントのCMでTVでも使われているという「ポタミアンノ」。
 
こうしてみると、渡辺さんもこういったイベントのテーマソング的なものを作られているというのもなかなか凄いですよね。
さすがにご自身で作った曲ということもあって、篠笛の魅力というかかっこよさ満点の曲です。高音が天まで届くような感じとか、豊かなビブラートとか。圧倒されますね。

また「ポタミアンノ」では川崎さんに伴奏を作ってもらう際にイメージを伝える際に言葉ではなく絵で伝えたというようなことも披露されていました、、、、そういえばこの辺のお話はなんだか覚えがあるような、、、、と思ったら渡辺さんのブログですね「ポタミアンノ誕生秘話」
なかなかの画伯っぷりです。


休憩時間には今回の「わのばしょめぐり」3回シリーズのスタンプ帳的な「めぐり帳」に今回の分して渡辺さんの絵も書いてもらいました。
このシリーズのマスコットキャラクター的な「わ ちゃん」ですが、なかなか味のある絵ですね。

休憩後も、川崎さんのオリジナル曲「紅風」だったり、少年時代だったり、情熱大陸などなど、夏とか暑さ&熱さを感じさせる曲が並びましたけど、会場の雰囲気とあいまって、篠笛とピアノの素敵なコラボを堪能させていただきました。

非常に楽しく、心地よく、美味しかったです。

(古町麹製造所 蔵座敷店 2500円 1drink 付き)
 

「醸す」の字をバックに演奏
 

トークは常に笑顔あふれる感じですね
 

マスコットキャラクタという「わ ちゃん」の紹介
※渡辺さんの妹さんが作られた人形だそうです。
 

スタンプ帳の「めぐり帳」に今回分のしるし。
 

いただいたドリンク。ノーマルタイプが美味しかったので、休憩時間にお代わりで「リンゴ生姜」も。こちらも美味しかった。
 

終演後に一枚。