新潟ジュニアオケOB/OGによる Revoir
指揮:吉田行地さん
2014年2月に第1回の公演が行われ、それから年に1回の定期公演、そしてサマーコンサートだったり、ラフォルジュルネなどの出演を重ねてきたRevoirさん。
今までは弦楽アンサンブルでしたけど、今回からオーケストラとしての公演となりました。
プログラムもモーツァルトの40番とベートーベンの7番と有名どころの交響曲を2曲。なかなか意欲的なプログラム。で、ふと思ったのですが、この2曲はどちらも第4楽章まである曲。去年の12月に行われた新大オケの公演が新大オケとしては53回目の定期演奏会にして初の4楽章まである曲を2曲ということでしたけど、こちらのルヴォワールさんはオケとしての初回でいきなりですね。そんなところも個性かな、なんて思いました。
開場時間ちょいすぎくらいに音文へ到着。普段なら会場前より~中ほどに座席を確保することが多いですけど、今回はかなり後ろよりへ。というのも、この公演のあとにさらに蔵織でのヤマモダンさんの公演に行く予定にしているのですが、結構ギリギリな状況で公演の進行状況によってはアンコールはあきらめて移動しようかと。ということで、移動しやすいところを狙って着席です。
開演までプログラムを見ていると、第2回の公演ではソリストとして参加していた廣川さんや庄司さんも参加していますし、団長の笛木さんも演奏に加わるのですね。
(私の記憶違いで今までも参加していたらすみません)。また賛助として参加しているメンバも豪華ですね。また指揮者の吉田さんもH11~16年まではジュニアオケの指導をしていて今回再会ということなんですね。
演奏は聴きなじみのある曲を丁寧に演奏という印象でした。
オーケストラとして編成を組みなおして最初の演奏会でしたけど、それを考えるとよく1年でここまで仕上げたな~、と。ただ、全体的な印象としてはちょっと厳しい書き方をしてしまうと、具体的に「どこ?」と言われると困ってしまうのですが、ときどきちょっと「あれ」と思ってしまうところがあるというか、無心で聴き入るというところまで入り込めなかったのはちょっと残念。
まあ、それも「ジュニアオケのOBだから」という期待値が非常に高いということもあったかもしれないですし、あとは私自身ちょっと次の移動があって時間のことを気にしすぎて落ち着きがなかったのかもしれませんけど(汗)。
結局私は本編のプログラムが終わったところでアンコールを聞かずにホールを後にしてしまいましたけど、他の人のブログなどを拝見するとアンコールは「G線上のアリア」だったようですね。大震災から6年、復興に向けた祈りということもあるのでしょうね。
ルヴォワールも今後はオーケストラで継続するのか、公演によって弦楽アンサンブルと編成を変えたりするのかなどもわかりませんけど、今後も素敵な演奏を聞かせていただけるのを楽しみにしたいと思います。
(音楽文化会館 前売り1000円)