年明け早々、災害や事故で明けた2024年ですが、初回の記事ですから、大分の旅の話題も挟みながら良い話を書きたいと思います。
最近、演奏関係で宿泊する事も多いのですが、自家焙煎を始めてからは、外で飲む珈琲が美味しくないので、宿でも自分が焙煎した珈琲を淹れて水筒へ入れて持ち歩いてます。
只、宿で手に入る水は正直不味い水が少なくないので、水が汲める場所があれば、湧き水を汲んでボトルへ入れてそれを使う様にしています。
その日も練習後は大分泊でしたので、高速の由布岳PAから降りてすぐの場所にある霧嶌神社=鹿児島、宮崎の霧島神社と違います。へ水を汲みに寄りました。
ここは良く水を汲みに立ち寄る神社で、普段は100円のお賽銭をあげてますが、年末で、何度も水を汲みに来て、お世話になった意味を込めて1,000円お賽銭をあげて、キャリーバッグへボトルを入れて、先へ進みました。
途中、市内のショッピングモールへ寄って、自分が好きな大分のお菓子屋さん「菊屋」さんのお菓子をお土産に購入しました。
我が家の一番のお気に入り「蜜衛門」
見た目が焼き芋なんですが、食感も味も焼き芋で、どうやったらこんな物が作れるのか不思議です。
こちらは娘が好きな「りんごかさね」
味も食感もアップルパイなのですが、これが個包のお菓子になっていて、気軽に食べられます。
こちらは「ふるさとプリン」と言うセットですが、蜂蜜、栗、かぼちゃと言うプリンがセットになってます。
その後、その日の練習場所に近い所にある「帆足本家『富春館』カフェ桃花流水」で食事をしましたが、古い屋敷の中にレストランがあります。
お洒落なレストラン
こちらはゴボウを使ったお弁当と言うのがメインとなっています。
殆ど野菜ですが、男性の自分もお腹いっぱいになりました。
さて、お腹いっぱいになって今から練習と思って、支払いをする段階になって、バッグに財布が無い事に気が付きました。
スマホはあったのと、店では支払いはPayPayが使えたので、車の中に落としたかなと思って車へ戻ったのですが、車の中もありません。
実はショッピングモールでもスマホで支払いをした為、財布を出す機会がありませんでした。
練習開始時間も迫ってて、客演の為、取り敢えず楽器を持って練習場に入りましたが、やはりそれどころでは無いので、メンバーへ伝えてクルマへ戻り対策を考えました。
財布の中には現金は勿論、免許証、マイナンバーカードからクレジットカードまで大切な物がてんこ盛りです。
元々、若い頃、財布を2度無くしてました。
その頃は、手ぶらが好きでしたから、二つ折りの財布をポケットへ入れて出掛けてたのですが、トイレへ入る時にポケットから財布を出して洗浄レバー等の上に置いて、そのまま忘れてしまって出てしまい紛失と言う経験を2度やってしまい(免許証も再発行2回)ました。
その為、対策として、大きな財布を使い、これをカバンに入れて持ち歩けば無くさないだろうと、それ以来長財布をバッグへ入れて持ち歩く様になって数十年、財布を紛失する事は無くなりました。
正直、20代以来数十年ぶりに財布を紛失してショックでしたが、その日、食事までに練習場までの間に車を降りたのは、水汲みをした神社とショッピングモールだけです。
どちらで落としたとしても絶対見つかりそうにない場所です。
先ず、ショッピングモールへ電話してみましたが、届けは無いとの事。
カードの停止を考えましたが、仮に拾われたとしても、暗証番号等はすぐに分からないから、今日は未だ大丈夫だろうと思い、とりあえず紛失の届けを出そうと思い、次に大分県警の連絡先を探して大分中央署へ連絡しました。
事情を話して、名前や財布の特徴、中身等を伝えて調べて貰った所、自分の名前の免許証が入った財布が宇佐署へ届いてると言う事でした。
へ?何故宇佐?宇佐は自分の通ったルートとは全く反対方向で、自分は立ち寄る事もしていません。
まあ、免許証やカード類は勿論、現金も全部入った状態で届いてるそうで、安心して練習へ参加して、練習後に宇佐まで引き取りに行きました。
驚く事に届けてくれたのは山口の下関在住の女性だそうで、早速御礼の電話を差し上げました。
結局、自分が最初に水汲みに寄った霧嶌神社神社の駐車場に落ちてたそうで、どうやら、お賽銭をあげた後にバッグへ財布を入れず、キャリーバッグへボトルを入れる際にうっかり落としてしまった様です。
あまり根掘り葉掘り聞くのも憚られるので、簡単に聞くと、旅行で帰り道にたまたま立ち寄ったそうですが、そんな普段誰も来そうにない神社に来る人なので多分良い人なんでしょう。
御礼を言って、現金も年末へ向けて五万程入れてた為、話をして御家族もいらっしゃる様なので、年末年始へ向けて2割相当のハムのギフトセットを送る様に伝えてすぐに送りました。
最初は、神社で落としたのが分かった時は「お賽銭入れてこれかよ(;_;)」と思いましたが、恐らく、そのうち何処かで落とす様になってたのかもしれません。
その落とし場所を、神社の中にして、良い人に拾わせる事で、自分に対して「財布を落とさない様に」と注意をしてくれたのだと言う事に気が付きました。
普通なら絶対戻りそうに無いですが、仮に多少心掛けの悪い人でも、さすがに神社の中では余程じゃないと人の物を持って行くのは怖いでしょうし、落とす場所としては最高の場所笑
とは言え、賽銭泥棒なんてやる人もいるくらいなので、心掛けの良い人に拾われて良かったです。
勿論、今回の事で、財布に関して自分も注意をする様になるでしょうし、謝礼程度は良い授業料です。
その上、普段は大分市内や由布院等逆方向に宿泊するのに、今回だけ珍しく、別府方面へ泊まる予定の時に同じ方角の宇佐へ届いてる笑
宇佐から別府へ少し戻りましたが、引き取った後ホテルへ入るのも楽でした。
結果的に神社も普段より多めにお賽銭が入り、神社へ来て拾った人にも私からの謝礼(御利益?)があって、私も、謝礼は必要だったものの大きな被害も無く、大岡政談の「三方一両損」ならぬ「三方一両得」で、皆めでたしめでたしでした。
最近、旅先で神社のお参りをする事が多いのですが、何かと災難を避けてくれてる様な気がします。
神社の啓示も頂き、今回、全てを入れた財布を紛失すると、どれだけ大変になるかと言う事が分かりましたので、全てを入れていた長財布から免許証やカード類等の重要なものを全て出して別にする為、これを手に入れました。
ポイントはある程度カードが入る事で、基本、カードに割り切って入れるけど、カード以外も入るポケットもある方が良いと言う事で探しました。
スキミング防止に関しては、非接触でスキミングされるカードは利用していない(タッチ決済はiPhoneかApple Watch)ので、どちらかと言うと材質が上質な長く使える物にしました。
自分が使っているカードの量はこの位ですが、3つに別れているので、カテゴリ別に入れてます。
挿入部が柔らかい布で出来ているのもポイントが高いです。
三つ折りになっている部分はホックで固定します。
マルチユースのポケット大 お札は勿論、通帳なども入ります。
小銭やレシート等が入るポケット小
革が柔らかく、質感も良いです。
まあ、カードがメインの財布としても使えますが、自分の場合は無くした時の被害を少なくする為に分ける事にしました。
最近はスマホがあれば支払いが可能な場所が増えましたので、現金を入れた財布とスマホがあれば大抵の用は足りますし、やや大きいですが、バッグから出す事は殆ど無いでしょう。