最近、Facebookで同世代の記事に、腰痛、脊柱管狭窄、四十肩等故障の記事が目に付いてたのですが、自分も腰痛は心配ですし、以前から運転中に眠くならない様に車で聴いているAudibleの作品の1つ
「京都寺町三条のホームズ」の中に「姿勢」の話が出てきて、やはりイケメンは先ず姿勢なんですよね。
と言うのは冗談ですが、最近、人から撮られる写真でチェロを弾いている後ろ姿の姿勢が悪い事が気になってましたし、姿勢が良いと言う事はインナーマッスルを鍛えられ、当然、腰回りの筋肉も鍛えられます。
インナーマッスルを鍛えれば体幹を鍛えてダイエットにも繋がります。
普段の生活の中で「姿勢」を気にするようになって来ましたが、ややもすると忘れてますし、座っている時間が長い自分の場合、座っている間の姿勢を良くする必要があります。
そこで、日々、時間を使う仕事やチェロの練習の時に使えるこれを手に入れてみました。
空気入れが入ってて、空気を入れると円盤型のクッションになります。
仕事の椅子の上にポンと置いて仕事
チェロの場合は、普段の椅子だと高いので、折り畳み式の椅子の高さを調整してこれの上に乗せてます。この椅子は後で紹介します。
この様な感じに
普段使っている椅子と高さを合わせてます。
この伸縮式の折り畳み椅子は種類も沢山ありますが、自分は座面が四角の物を選んでます。
収納袋が付属してました。
底の部分は円形です。
座面を四角にしたのは、フルで高さを上げた時に付属のクッションを載せても普段の椅子よりやや低く、これに以前使っていたクッションを載せて使う為でした。
付属のクッションを載せた状態
クッション無し
この椅子は折りたたむとキャリーケースに入るので、泊まりで出掛けている場合も宿で練習する時に利用できます。
ありました!!
先ず、課題の姿勢ですが、自分でも随分良くなったと思います。
以前なら「姿勢を良くしないと」と思って気が付くと姿勢を良くしてましたが、姿勢を良くすると腰のインナーマッスルが鍛えられてないのですぐに「ダラ」っとなってました。
バランスクッションに座ることで、腰回りのインナーマッスルが鍛えられて来たのか、意識せずとも自然と姿勢が良くなってます。
ダイエット効果の方は、これまで中々減らなかった内臓脂肪!16kあったのが、15.5に減ってました。
この内臓脂肪、中々この数値が減らずに困ってましたが、バランスクッションに座ってるだけで、効果があって驚きです。
その上、チェロの演奏にも大変プラスになってます。
バランスクッションに座ってチェロを弾くと気が付くのが、チェロを弾く場合は坐骨、両足の3点支持で座ると身体の自由度が高くなり、上半身がリラックス出来、右手と左手の自由度が上がって演奏にもプラスになると言う事です。
普通の椅子だと余程意識しないと、座面が安定しているので坐骨(お尻)だけで座る事が出来ます。
例えば、お尻だけで座ると足を簡単に上げたり動かしたり出来ますが、そう言う3点支持の座り方にならず、単に坐骨だけで座り、胸付近でチェロの重さを受けてしまうので結果的に腰に負担が掛かりやすく腰痛に繋がると言う事です。
バランスクッションの場合はお尻だけで座る(足を上げる)のは当然難しく、結果的に坐骨を立てて、その上でやや前傾姿勢になり両足に上半身の重さを乗せ無いと座る事が出来ないので、この姿勢を身体に覚えさせられます。
演奏する為に、適切な高さの普通の椅子に座った場合もこの状態を再現できますし、演奏する時はその(良い)姿勢でないと逆に弾きにくくなります。
逆に、アマオケの練習場にあるパイプ椅子の様な低い椅子だとこの3点支持が出来ないので腰に悪いのは言うまでもありません。
両足に上半身の重さが乗る場合は、当然、大腿部へも上半身の重さが乗りますので、下半身全体を鍛える事にもなり、ここでもダイエット効果がありますし、時々、座ったまま骨盤回しをする事も良いです。
自分は折り畳み式の椅子を持っていたのでそれを使いましたが、自宅にある低めの椅子にバランスクッションを乗せて使ってもちょうど良い高さになるのでは無いかと思いますし、空気の量で高さの調整も出来ます。
バランスボールは円形でかなりの体積を必要としますし、収納も大変ですが、バランスクッションの場合は座布団程度のスペースしか必要なく、普段使っている椅子でも使えますので大変便利です。
この記事もバランスクッションに座って書いてますが、この時間だけでも結構なトレーニングになってるでしょうし、チェロの練習の場合、慣れてくるとバランスクッションに座って練習するのが当たり前になります。
それ程高い物でもありませんし、我ながら良い買い物をしたと思います。