知人の竹内千寿さんがアマチュアチェロ奏者としての長年の経験を記した楽しいイラスト付きの本を今回出されました。
竹内さんは、これまでも長年に渡り先生である広島交響楽団の首席チェロ奏者のマーティン・スタンツェライトさんのメソッドをまとめて出版されて来ました。
ちなみにこれらの本はマーティンさんの演奏動画が参照リンクから見られるものとなっています。
今回は、これまでのマーティンさんのメソッドを編集したものではなく、自身がチェロで学んだ事や取り組んだ経験等のチェロにまつわる話の他、プライベートな国内外での体験含めて様々な話をまとめていらっしゃいます。
リケジョである竹内さんの独特の視点も面白いのですが、特筆するのがイラストで、これが私のイチオシです笑
本人は「落書き」と言われてますが、私は「これ仕事に出来るレベル」と言ってて、高いデッサン力に加えて絶妙に緩いイラストがじわじわ来ますよ。
御本人の了解を頂いたので幾つか紹介します。
何だか見てるだけで楽しそうですよね。
正直、その辺のイラストレーターよりも秀逸だと思います。
これらは、竹内さんが旅先で描かれたりされたもの等様々だそうですが、最近流行りのデジタルでは無く、手描きに写真のファーバーカステルの水彩絵の具を使って彩色したと言う、クラシックの楽器を演奏されている竹内さんならではの「アナログ」なイラストとなっています。
愛用の水彩絵の具
チェロを弾いているアマチュアの方の体験記と言う比較的珍しい上、見ても楽しい書籍と言うのは中々少ないのでは無いでしょうか。
Kindle版とペーパーバック版がありますが、色を楽しむなら発色が鮮やかなKindle版かもしれませんね。





