ATOTO P8で、povoで0円契約のiPhoneを使いCAR PLAYを使ってみました。 | iPhone De Blog

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2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

久しぶりにブログタイトルっぽい話題です笑

 

自分の乗っている日産ノートe-Powerのナビは以前のノートからの載せ替えの為、かなり古く、地図データは既に数年前から更新されていません。

 

目的地の設定はナビへ登録済みの場所以外はスマホアプリNaviConで先に検索しておいて車のナビへBluetooth接続して送信出来るので、大抵は困らないのですが、知らない場所で道などが新しく出来ていたりすると新しい道の方が近いのに古い道を通って遠回りと言う事もあります。

 

ナビそのものの入れ替えはそこそこ費用が掛かりますので、たまたまMacFanで紹介されていたCarPlayをやってみようかと思い、MacFanで紹介されていたこれを、10%値引きと2,600円のクーポンが付いていたので、¥23,399で手に入れました。

 

ネットで調べても比較的評判が良い様です。

ドライブレコーダー機能もある様で、車載カメラが付属のバージョンもあったり10インチの車載ナビと入れ替える事が出来るバージョンもあったのですが、車載ナビと入れ替える事は後述の理由で考えて無く、ドライブレコーダーは既に装着されているので本体とリモコンのみのバージョンです。

 

据え付けに関してはこれで紹介しているリヒターのスマホホルダーを固定するサクションカップにそのまま取り付けられたので全く問題ありませんでしたし、このP8のマウントは中々良く出来ているので良い感じで取り付けが出来ました。
データケーブルも含まれている為、ややケーブルが太いですが、専用のケーブルクランプが入っているので問題はありませんでした。
 
実は一番問題だったのはWi-Fiでの接続でした。
 
自分のiPhoneはpovoの契約で、基本0円で回線を維持し、これとは別に母艦になるGalaxyNote10+があるので、この子機としてWi-Fiテザリングで運用していました。
 
ただ、CarPlayの場合、P8側とはWi-FiとBluetoothで接続する為、P8へ接続するとWi-Fiテザリングが出来なくなり地図データのダウンロードが出来なくなります(povoでも繋がるけど超遅い)。
 
一方Andoroid Autoの場合、このP8の電源コネクタへ有線接続する事で使える様なので、Galaxyのテザリングはそのまま活かして、P8へ有線接続、他はBluetoothと言う構成にすれば良いと考えて接続すると上手く行きました。
 
ところが、今度は、メインのナビとして使いたかったYahooカーナビが使えません。理由は良くわかりませんが、AndroidAutoでは今の所グーグルマップだけしか使えない様です。
 
まあ、Google MapとyahooMAPは商売敵ですからねぇ。。
 
スマホのナビに関しては事前に調べておきましたが、Google Mapのナビとしての機能はもう少しで、グーグルマップ以外にも標準MAPやyahoo地図、yahooカーナビと選択肢が多いCarPlayの方がナビとして使うには有利ですし、サードパーティ製のアプリも豊富です。
 
そこで思い付いたのがiPhoneをBluetoothテザリングにしてGalaxyへ接続する方法でした。
 
母機となるGalaxyにはBluetoothテザリングで接続すれば、iPhoneはWi-FiでP8へ接続出来ます。
 
元々スマホでの閲覧関係は画面が大きなGalaxyNote10+しか使ってませんし、普段、iPhoneで主に行うLINEやメールのチェック程度であればBluetoothテザリングでも充分です。
 
Bluetoothテザリングは凡そ1〜2M程度の速度と言う事らしいですが、移動中の地図データの更新程度なら問題無いと思いますし、Bluetoothテザリングはバッテリーの消耗も母機、子機共に少ない様で、そちらも嬉しいですね。
 
但し、自宅等のWi-Fi環境がある場所ではWi-Fiへも接続して、その場合、そちらが優先となる様なので、GalaxyへはBluetoothで接続したままで良いのである意味便利ですね。
 
Bluetoothテザリング子機のiPhoneアイコン
 
無事にCarPlayが起動しました。

 
今までの車載ナビだとBluetooth接続でMusicの再生は可能ですが、ここまで詳しい情報はありませんでしたし、ハンドルに取り付けられているのは付属のリモコンで、これで操作可能です。
 
リモコン周囲のギザギザ部分はボリュームとなっていて、P8の音声はFMで飛ばす事で車載スピーカーから再生出来ますが、特にノイズ等の問題もありませんでした。
 
自分の場合、iPhoneはpovoの0円プランで着信専用ですが、リモコンで通話関係の操作も出来る様です。
 
Galaxyはahamoの契約なので、5分間通話無料のオプションがある為、掛ける事ができますが、こちらは車載ナビの方へBluetoothで接続しています。
 
仮に着信の場合、iPhoneはP8で、Galaxyは車載ナビで着信する筈で、どちらへ掛かったか分かりやすいですね。
 
データ通信ケーブルも含まれている為、接続ケーブルはかなり太いので専用のケーブルクランプが入ってました。
 
自分はシガーソケットを☓2にするアダプターを使っていますので、下の段にP8のコネクタを挿しましたが、このコネクタにはUSBのポートが上下2chありますのでスマホ等の充電は全く問題ありません。
 
ちなみにAndroidAutoの場合、P8のコネクタのMP3/AAとあるUSBへ挿すと自動的にAndroidAutoが認識されます。
 
エンジンを掛けるとP8が起動してiPhoneのWi-FiとBluetoothがP8へ接続してCarPlayが起動します。
 
今の所、搭載しただけで、実際に運用していませんが、Siriをリモコンで呼び出す事が出来ますし、目的地の設定等は、P8で音声認識で検索設定するか、従来使っていたNaviCon同様にパソコン等からyahooマップで事前に検索・登録しておけばyahooカーナビへ連携出来る様ですし、標準マップやGoogle Mapも使えるのでシーンによって使い分ける事が出来るのでは無いかと思います。

今の所、AndroidAutoとCarPlayを比べると「え?これだけ?」と言うくらいAndroidAutoの方が遅れてますが、そのうち充実してくるのでしょう。
 
スマホを利用したポータブルナビの場合、地図データの更新が不要と言う大きなメリットがありますが、逆に言えば、圏外の場合は地図データが更新出来ないと言うデメリットがあります。
 
自分は割と山の中も走行しますので、時々圏外となる事もありますが、Google Map等、先に地図データをダウンロードしてオフラインで利用する方法もあるとは言え不便ですし、結局、ナビでGoogle Mapを使う必要があります。
 
自分がこのCarPlay等を利用するナビを本格的に車載しない理由もそこにあり、やはりデータを完全ダウンロードするシステムじゃないと不安がありますし、データが古くなったとは言え、圏外となる様な山の中等は従来の車載ナビのデータでも充分だと思われますので、この2つを併用すると便利だろうと考えました。
 
例えば、目的地が最新の施設だったり、新しい道がありそうなルートの場合は確実に利便性の高い場所の筈で圏外となる事は無い為、その様な道を走る場合はポータブルナビを利用して、途中、山の中を通って圏外となった場合は、そのまま車載ナビを参照する使い方が出来るでしょう。
 
CarPlay等に対応した新しい車載ナビはそれなりの価格しますし、2万ちょっとで、これだけ利便性が上がれば言う事無いですね。
 
自分はこの年式のe-Powerのワンペダルが大変気に入っていて、アクセルワークのみで、車の走行を停止まで完全に操作できますが、この後の年式は残念ながらワンペダルの仕様が変更となり、アクセルから足を離しても完全停止せず必ずブレーキを踏まないと完全停止しません。
 
恐らく、こう言う新しいシステムの操作に付いていけない人が多数だったからだと思いますが、この年式でも従来の運転方法とワンペダルと切り替えが出来る様になっているのに理由がわかりません。
 
以前、レンタカーでこの新しいe-Powerに乗って非常に不便でしたので、今の車を長く乗ろうと考えている為、丁度良かったと思います。