MacBookPro生活に入って半月程経過しました。
やはりMacBookPro16インチとなって、クラムシェルモードを止めて、メインの24インチ4Kディスプレイと合わせて運用していますがとても便利です。
特に、TouchIDによるログインは非常に便利で、スリープから復帰する場合に、パスワードを入れずに触るだけでログイン出来ます。
外付けディスプレイがある場合はクラムシェルモードが動作しますので、閉じるとメインの24インチディスプレイだけ使う事も出来ます。
メインのディスプレイにはホットコーナーと言ってマウスをそこへ持って行くとスリープとなる様に設定していますので、終了する場合はMacBookProの状態如何に関わらずマウスをそこへ持って行けばスリープへ入ります。
大抵の場合、MacBookProを閉じてディスプレイも消えている状態となっていますので、復帰する場合はMacBookProを開いてTouchIDを触れば良い。と言う様にとても便利になりました。
前の記事でも書きましたが、MacBookPro16インチはスピーカーのクオリティが非常に高いのでdTVやAmazonPrime等を見る時にも役に立ちます。
サブディスプレイとしてもRetinaは綺麗ですし16インチありますから、画面を広く使えます。
大抵はこの2画面で充分で、Sidecarを使えばiPadProを3画面めとして使えますが、さすがにそこまで使う必要は今のところ無いですね。
性能的にもParallelsでのWindowsも非常にサクサク動きますし、Xcode11のコンパイルも非常に速いですね。
と良い点は多いのですが、タイトルにある様にファンがうるさい。
特に負荷の掛かる事をしていないのに高速で回ったりしますし、不具合。と言う情報もあります。
確かに「これは変だろう」と思って再起動したら止まったと言う事もありました。
設置に関してもCPUスタンドを使っている為、中空に浮いている状態ですし、アルミのベースプレートはヒートシンク代わりとなっているので通常の設置状態より温度環境は良い筈です。
もしかすると、この様なノートパソコン用の冷却ファンを導入しないといけない?と思っていました。
ただ、もう少し調べると、MacBookProのファンの動作を制御する「Macs Fan Controls」と言う無料ソフトがある様なので、取り敢えずそれを入れて様子を見る事にしました。
ソフトは非常にシンプルで、インストールするとこの様なメニューが表示され、MacBookProの2つのファンの回転数を設定によって制御する事が出来ます。
自分のMacBookProはCore i9ですのでCPUのコアが8個ありますが、これの1個めの温度が一定以上となると動作する様に設定しました。
この様にタブに現在のファンの回転数やCPUコアの温度も表示出来ます。
これを入れてからはそれ程負荷の掛かる作業も無いのでファンは2000〜3000回転付近ですが、その範囲なら全くうるさく無いですね。
今から夏場になって気温が上がると又状況が変わるかもしれませんが、もし冷却ファンを導入したら又紹介します。
ちなみに、このソフトで観察しているとMacBookProを閉じて、外付けディスプレイのみで使うクラムシェルモードで使用している方が10度ほど温度は下がりますし、MacBookPro単体の方がそこからさらに数度下がる様です。
ネットにはクラムシェルモードの方が温度が上がると言う記事がありましたが「何でそうなるの?」と思って読んでみると、同じソフトを使っていても設定が自動になっていました。
自分は上記の様にCPUのコアが一定温度上昇すると回転が上がる様に設定していますが、この状態の方が正確だと思いますし、そもそも、ディスプレイを2枚表示している状態と1枚だけの状態で1枚だけの方がCPUの温度が上がると言う事は有り得ないでしょう。
恐らく、高負荷で使用するならCPUの温度が低くなる様にクラムシェルもしくはMacBookPro単体で使う方が温度によってパフォーマンスが落ちる「サーマルスロットリング」機能が働く確率が少なくなるかもしれませんね。