コントラバスのインナーコレットホルダとチェロのカーボンエンドピン | iPhone De Blog

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チェロのインナーコレットホルダの印象が良かったのでコントラバスにも装着。



コントラバスのソケットは以前から古くなってビビリ音が出ていたので元々交換したかったパーツだった。

交換してみた印象はやはりチェロと同様で、音質がクリアになり、振動が増す=響きが増す様だ。

特に低音弦の効果が大きく、5度調弦のC線は弦が太いだけあって振動も大きいが、今ひとつ鳴りきってない感じだったのが気持よく鳴る様になった。

押さえた場合もG線の上の方が少し音色が暗くなっていたのが明るくなった。

インナーコレットホルダにすると、溝付きのエンドピンだけでなく、溝がないエンドピンが使える様になり、自分のチェロのエンドピンは10mmでコントラバスと同じなので一緒に購入したカーボンのエンドピンを使ってみた。

結論から言うと今付けているチタン+真鍮の方がバランスや音量共に印象は良かった。

カーボンは手応えも軽く弾きやすかったが、今ひとつコントラバスとしての迫力に欠ける感じがした。

一方、チェロの方は従来から使っていたチタン+真鍮は低音も良く響きチタンが入ってる為音色も明るいが、カーボンと比べると若干、音質が固い。



カーボンのエンドピンはチタン+真鍮に比べると低音の迫力に欠けるが全般に音色が円やかで、楽器本体の響きはこちらの方が良い感じがした。

チタン+真鍮は楽器の音量を増幅している感じはするが楽器の鳴り方が低音に若干シフトしている感じで、オーケストラの練習場等で使っていても音程が良く分からないが、カーボンは音程もハッキリして手応えも良い。

但し、これは場所によって印象が変わり、自宅や練習場ではカーボンの方が好ましかったが、師匠の自宅のレッスン室ではチタン+真鍮の方が印象が良かった。

暫く、両方持ち歩いて色々な場所で比較してみたい。