コントラバスを5度調弦仕様へ変える3 | iPhone De Blog

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張り替えた翌日の土曜日に、取り敢えず、一番近い客演で弾くブラームスの2番やバッハのチェンバロ協奏曲などをザッと弾いてみた。

楽器は大きいが、5度調弦のポジションに関して言えば既にチェロでかなり慣れているので問題は無さそうだし、曲は既に何度も演奏した事がある曲だから、フィンガリングが上手く反応出来れば問題無いだろう。

但し、張り替えて、客演の最初の練習まで1週間しかないので迷ったが、幸い、届いたのが金曜で良く土日が特に用事が無い週であったのもあって、1週間で5度調弦で曲を仕上げる事にした。

取り敢えず、土曜は曲の方を弾きこんだが問題はフィンガリングで、やはりチェロと全く同じフィンガリングは不可能だと言う事が分かった。

逆に、4fingerで弾く場合、1ポジション以上で隣り合う弦までなら弾ける事がわかったし、考えてみれば1234と言っても、124のフィンガリングと12間の広さは同じとなり、要するに2-3、3-4が広がれば良いと言う事になる。

しかし、チェロで使われる12間が全音まで広がる拡張(Extention)は4ポジション以上まで使えそうにない。
又、ネックの横幅が広いので1弦跨いだ移弦となると1234のままでは厳しい場合もある。

例えばコントラバスのオクターブは低い方が1となって1-4で取るが、チェロは高い方が1又は2となり通常1-3、2-4で取るが、これだと音程がイマイチ不正確で、5度調弦のコントラバスのオクターブは4度調弦と逆の1-4で取る方が良さそうだ。

同様にハーフポジションなどは123よりも124の方がやはり音程が確かだし、シフトに関しても1234で移動するよりも124の幅を全音にしてシフトする方が長年やってる事なので精度が高い。

あれこれ試行錯誤していたら訳わからなくなくなって来たので、一旦曲は止めて、翌日曜日はチェロの教則本を5度調弦のコントラバスで最初から弾いてみる事にした。