楽器の練習もエチュードばかりだと楽しくないのは間違いない(笑)
ドッツアウアーも2巻ともなると1ポジションと4ポジションが混在して、写真の様に臨時記号も増えるので1曲を仕上げるのに時間が掛かるようになって来た。
エチュードばかりでも耐えられる方だが「たまに」はこういう曲「おくりびと(on record)」も弾きたくなる。
動画の美しいチェリストはアメブロでブログも書かれている諸岡由美子さんだ。
http://youtu.be/MzJoQz79Gb4
諸岡さんは既にこのブログでも紹介したことがあるので、省略するが、何度見ても素晴らしい演奏だなぁと思う。
ドッツアウアーも2巻ともなると1ポジションと4ポジションが混在して、写真の様に臨時記号も増えるので1曲を仕上げるのに時間が掛かるようになって来た。

エチュードばかりでも耐えられる方だが「たまに」はこういう曲「おくりびと(on record)」も弾きたくなる。

動画の美しいチェリストはアメブロでブログも書かれている諸岡由美子さんだ。
http://youtu.be/MzJoQz79Gb4
諸岡さんは既にこのブログでも紹介したことがあるので、省略するが、何度見ても素晴らしい演奏だなぁと思う。
諸岡さんのブログはこちら
http://ameblo.jp/supecioza-cello/
最近、気がついたが、諸岡さんの演奏はチェロにしては(コントラバスから見た時)非常にゆったりとした深い演奏で、どちらかというと少し遅めのビブラートと美しい右手で作る厚みのある音がコントラバスの演奏に近い、もっと大きな楽器を演奏している様な感じで、恐らくそんなところが諸岡さんの音が好きな理由なのだろう。
僕もチェロではそう言う音作りに取り組んでいるが、とにかく右手がオーバースピードにならず、左手とのマッチング(押さえるタイミング、ヴィブラート)を心掛ける事は重要だ。
この「おくりびと(on record)」の演奏も、諸岡さんの演奏を生で聴いた事があるが、とても素晴らしく、チェロを弾こうと思った時、諸岡さんの演奏したこの曲はすぐに弾きたい曲に入っていた。
ネットを探すと300円ほどで伴奏譜付きでダウンロード出来たので、諸岡さんの動画を見ながらフィンガリングをどうしているかコピーしてみた。
ちなみにこちら
http://www.at-elise.com/
動画のアップが無いので、もしかしたら見間違っているかもしれないが、元のフィンガリングは良く歌える様に弦の種類も考慮して練られている感じがする。
只、テクニックとして今の僕には出来ないところも何箇所かあって変更した。
例えば、11小節目でD線でラーシド(134)と取ってレ(1)をA線で取ると言うのが、今の僕のテクニックでは、諸岡さんの様にD線で3,4で十六分音符を正確に出して美しくA線のDへ移弦する事が出来ないので、開放弦になるがAでそっと入って上がる方法に変更した。
23~24小節で1でミを取ってそのままソは1で上がってシフトなしで長3度でしっかり3でシを取ると言うところなどは「あープロだなー」と言う感じだ。
こういうサビの部分で不要なシフトやシフトによって発生するポルタメントを入れない方が音楽が美しくなる。
コントラバスの師匠も楽器が大きくてシフトが発生しやすいのに、良くこう言う妥協しないフィンガリングをしていて感心していたのを思い出した。
その為、ここだけは僕も妥協しなかったが、さすがに、本来ならこんな場所は弾いちゃいけない楽器を手にして3ヶ月に満たない初級者レベル(笑)
僕の場合、これはコントラバス的なテクニックなのかもしれないが、ミを押さえた同じ1でソを取る時は同時に親指を出して(諸岡さんは親指はそのまま横にある様に見えるが)ファ#へ置いて1のソをサポートしながら3でシを取る様にした。
こうすると元々コントラバスでは得意な親指ポジションとなるので今の僕でもどうにかなる。
諸岡さんは24小節の十六分音符のソシも13で取っている感じだが、ここも僕には難しく、音価も短い為、3を取った後ヴィブラートを掛けるタイミングで親指をシフトして親指でソを取る様にする事で長三度をハッキリ出せる様にした。
全体を通して見るとチェロと言うのは3を良く使っているんだなぁ。と言う印象で、上手な人のフィンガリングを研究するのはどんな楽器でも非常に勉強になる。
只、こういうのばかりやってては上手くはならないのであくまで「たまに」(笑)
こうすると元々コントラバスでは得意な親指ポジションとなるので今の僕でもどうにかなる。
諸岡さんは24小節の十六分音符のソシも13で取っている感じだが、ここも僕には難しく、音価も短い為、3を取った後ヴィブラートを掛けるタイミングで親指をシフトして親指でソを取る様にする事で長三度をハッキリ出せる様にした。
全体を通して見るとチェロと言うのは3を良く使っているんだなぁ。と言う印象で、上手な人のフィンガリングを研究するのはどんな楽器でも非常に勉強になる。
只、こういうのばかりやってては上手くはならないのであくまで「たまに」(笑)