僕は彼女の名前を知らなかったし、この曲名も知らなかった。
只、僕が見ていたNHKのドラマ「隠密八百八町」というドラマのエンディングで毎回聴いていた歌がこの曲だった。
時代劇とは全く合わない曲だが、良い曲だなぁと思っていた。
ちなみに、この土曜時代劇ではその前に見ていた「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~」シリーズのエンディングだった、新妻聖子さんの「愛をとめないで~Always Loving You~」も同様に時代劇とは全く合わない様な曲だったが素晴らしい曲だった。
話をふくい舞さんへ戻すが、何故、今頃こんな話をブログで書いているかと言うと、彼女のWEBサイトへプロモーションビデオがアップされているが、これが非常に素晴らしかったからだ。
http://fukuimai.net/index.html
ラジオでもその話がされていたが、彼女のウエブサイトへは以下の様に記載されていた。
『この度「いくたびの櫻」のSpecial Editionがリリースされることになりました。
この中に収録されている「いくたびの櫻」の歌詞は、2月にリリースされた作品から一部変更されています。
作詞をしてくださった山上路夫先生にご配慮いただき、東日本大震災で多大な被害を受けられた被災者の皆様の悲しみを想い、変えたものです。
どちらの詞も私には大切なものです。
音楽や歌が持つ美しい力はかならず被災者の方々の心を癒し、「再生と希望」へのパワーになると信じています。
皆様の悲しみに寄り添い一日でも早く日常の幸せが訪れることを心より願って、この歌をこれからも歌い続けて行きます。
ふくい舞』
そうなのだ。
この「隠密八百八町」と言うドラマの最終回は3月12日の予定だったのだが、東日本大震災が発生した為、長期間延期となり、ずいぶん後であった最終回を僕は見逃してしまった。
丁度、その頃歌われていた物で、その後作詞の山上路夫さんが、歌詞を変えられた様だ。
山上さんと言えば、知る人ぞ知る、「翼を下さい」はじめ、僕らの世代のヒットメーカーだ。
なるほど!歌詞がいい筈だ。
まあ、そんな事を知らなくとも、この津川雅彦さんと笛木優子さんのドラマ仕立てのプロモーションビデオは傑作だ

多少季節はずれだが、少しの間、このビデオを楽しんで欲しい。