僕のブログでも何度か紹介した齋藤順さんのブログに動画の話があった
http://ameblo.jp/junbass81588/entry-10895171864.html
実は僕は齋藤順さんとは何の面識も無く、ブログを通じての知り合いで、ブログでうかがえる人柄に加えて、CD2枚を聞いただけでファンとなったのだが、まだ演奏している姿を見たことも無ければ喋ってるのを聞いたことも無かった
その齋藤順さんの動画があると言う事なので、見てみると、素晴らしい映像なので、これは紹介しなければと思い早速だがソロの多い映像を集めて映像集を作った
実際に見てみると、やはり想像通りの演奏だった
特にあの柔らかいビブラートは恐らくこんな感じでかけてるんだろうと言う想像通り、指を柔らかく寝かせて弦を押さえる面積を沢山取ってかけていた。
こうすることによって太い弦でも柔らかく大きなビブラートがかかるのだ。
これに加えてシフティングが素晴らしくスムーズに繋がってるのも印象的だった。繋がっていると言うのはポジション移動だけで無く、ビブラートの動きが途切れないと言うことも含む。
この、フレーズの中で(昨日紹介したDavid Finckelは「musical line」と言う表現を使っている)ビブラートの動きが途切れずにシフティングすると言うのは実は非常に難しい。
特に、ビブラートを掛ける為に指を寝かせれば大きく掛かる反面、移動する為の摩擦抵抗は大きくなるので指の関節を柔らかく使って動かなければフレーズが繋がらない。
もちろん、左手が幾ら上手くても音楽を伝えるのは右手の仕事であり、そのテクニックが素晴らしいのも言うまでもない。
実際の齋藤順さんの演奏を見てトータルの技術レベルの高さに驚いたが、逆に、聴いてる範囲で想像していた通りであり、ちゃんと演奏として伝わってきている。
笑えることに、多分、こんな声だろうと思っていたら声まで想像通りだった(最後にサイレントベースを紹介して喋ってる動画があります)
ちなみに、オープニングとエンディング動画も非常にドラマティックで素晴らしい作品になっているのでそちらも楽しんで欲しい。
では、僕のいたらん解説はさておき齋藤順ワールドをお楽しみください