「希望の歌~交響曲第九番~」 ~藤澤ノリマサさんと六ツ見純代さん | iPhone De Blog

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iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

「藤澤ノリマサ」さん。


僕はこの名前を実は全く知らなかったのだが、最近、朝のFMから気になる曲が時々流れてて良い曲だなぁ。と思っていた。


曲は「希望の歌~交響曲第九番~」ヴェートーヴェンの交響曲9番の4楽章の主題である「喜びの歌」をサビに使ったものだった。


僕が先ず非常に気になったのは、このサビの前後に当ててるオリジナルだ。


まるで、CHEMISTRYかEXILEかと言う雰囲気の曲と甘い歌声だ。


このままオリジナルで別なサビが来ても良さそうな出来栄えだが、それだと、何処でもありそうな曲で聴き流してしまうが、スゴイのはその後だ。


この歓喜の歌のサビへ繋がると、まるでオペラ歌手の様な歌いっぷりで、僕は最初、同一人物が歌ってるのでは無く、オペラ歌手とJ-POPシンガーの二人でコラボをしてるんだろうと勝手に思っていた位だ(笑)


どうやら楽曲の詳細を調べると、一人で歌っている様だし、オリジナル部分も作曲している様だ。


当然だった。


僕が知らないだけで「ポップオペラの貴公子」と呼ばれる人だった(笑)


貴公子と言うくらいで、写真を勝手に載せられないのが残念だが、当然イケメンだ。


そして、両親共に声楽の人で、武蔵野音大を出たサラブレッドだった。

詰まり、天から幾つも与えられた特別な人間である^_^;


オフィシャルはこちら

http://www.fujisawanorimasa.net/


ちなみに、このアメブロへブログがあって勝手に親近感が沸く(笑)


http://ameblo.jp/nfujisawa/


こりゃすごい才能だなぁ。と思うと同時に、そして、その歌詞が又素晴らしい。

※サビ)とあるのがベートーヴェンの作曲している部分で、オリジナル)は藤澤さんが作曲している部分


 オリジナル)
 歌いたい 笑顔のためなら
 届けたい どんなときも
 目と目があって交わす微笑み
 手と手をつなぎ 一緒にあるこう


 サビ)
 あなたが笑顔でいられるように
 みんなが笑顔でいられるように
 明日につながる希望をのせて
 エガオノチカラで世界照らそう


 オリジナル)
 頑張った昨日の涙は
 その胸の強さになる
 しあわせだから笑うんじゃなくて
 笑ってるからしあわせになれる


 サビ)
 あなたが笑顔でいられるように
 みんなが笑顔でいられるように
 明日につながる希望をのせて
 エガオノチカラで世界照らそう


 オリジナル)
 微笑を絶やさず
 歩き出そう未来に
 希望の歌を響かせて
 
・・と、この後はシラーの元の詩へ繋がる訳だが「笑顔」と言う、明日を生きる為に最も必要な言葉が、このフレーズに最高にマッチしている。
 
世の中、クラシックの曲をモティーフにして、歌詞を付けている歌は良くあり、これまで僕のナンバーワンは「SEAMO」の「Continue」だ。ちなみにこれは作詞は本人がやっている。
 
これはエルガーの威風堂々をモティーフにしているがサビの部分(威風堂々第一番のTRIO)
 
  負けたら終わりじゃなくて やめたら終わりなんだよね
  どんな夢でもかなえる魔法 それは続けること
  苦しみ 悲しみ その先見える光 自分の道
  ずっとずっとコンティニュー
  
と言うフレーズは、アマチュアで音楽を、仕事で技術屋を「続けている」僕には良く響くフレーズだ。
 
その他、平原綾香さんの歌も好きだが、このベートヴェンのシンプルなフレーズに、これほど合う詩を書ける作詞家はすごいと思った。
 
作詞の「六ツ見純代」さんって一体誰だ?
 
と思って色々調べたら、こちらも結構な売れっ子作詞家だった(^^ゞ
その上、同様に写真を載せられないのが残念だが、非常に美しい。

詳細なプロフィールは良く分からないが、あ~ここにも天から色々与えられている人が居た!


おまけに、六ツ見さんもアメブロでブログを書かれていて、これまた「勝手に」親近感を覚える(笑)

http://ameblo.jp/wingcat630/
 
僕は音楽と言っても、言葉の無いジャンルの曲をやっているが、やはり歌と言うのは「言葉」があるから素晴らしいと思っている。
 
又、言葉には「言霊」と言って、不思議な力があるとも言う。

人それぞれ響く言葉は違うと思うが、その言葉で元気になる事も多いだろう。

その為では無いが、僕は逆に、あまりマイナスな言葉は普段から使わない様に心掛けてもいる。
 
円高不況で先が見えない状況の日本だが、もう今年も後2ヶ月と少しだ。

この歌の言葉の力で元気になって貰いたいものだ。