私は仕事柄、映画や舞台、ライブなど時間がある時は出来るだけ観に行くようにしています。

今週は思いがけず余白のようにスケジュール空いたので、久々に劇場へ。

 

朝早い渋谷。

パートナーからのリクエストでこちらの映画を見てきました。

 

「しあわせの絵の具」

 

 

数日前にテレビで紹介された影響で

朝10時半からの上映なのに劇場は中年以降の方達でほぼ満席。

 

物語はカナダの女流画家モードルイスとそのご主人の織りなす日々を綴った実話です。

 

モード役はつい最近「シェイプオブウォーター」で好演したサリーホーキンス。

サリーホーキンスの他の映画はまだ見たことがないのですが、

このモードルイスの演技を見ただけで、、、そりゃあもう「実力派」以外の何物でもない、巧さを感じました。

 

そしてご主人のエベレット役に昔から大好きなイーサン・ホーク。

イーサンと云えば私にとっては「リアリティバイツ」や「恋人までのディスタンス」で見るような

ちょっと繊細なイケメンというイメージだったんですが。。。

 

今作はまるで別人でした。

素晴らしく渋い俳優になったなぁと感慨深かったです。

 

「リアリティバイツ」なんて大好きで

映画で流れる音楽のCDも持っています。

「恋人までの〜」は全てのシリーズのDVDを購入しています。

派手なハリウッド作品じゃないんだけど、なんかいい映画に出るというイメージのイーサン。

今回も素晴らしい選択!イケてる紳士の役じゃないんだけど、、、ほんといい味出してました。

 

そして、この物語は実は夫婦愛の物語。

モードとエベレットは恐らく「ツインソウル」

お互いに自分の人生の生きにくさを感じながら

それぞれがそれぞれの足りないところを補い合いながら

夫婦の絆を深める姿にずっと涙腺が緩みっぱなしでした。

 

映画の中で「天国で引き合わされた二人」という言葉が出てきますが

本来夫婦というのはそういうものなのかも。

だから、神様の前で愛を誓うのかもしれませんね。

 

不器用でも相手を思いやる気持ち。

身の丈以上の出来事が起きたり、困難が起きても

しあわせのかたちが揺るがないブレない心の強さ。

 

モードルイスの屈託のない絵の中に彩られた景色。

影一つ無いその風景は、見るひとの心を柔らかく包み込んでいます。

 

人生の中で大切なものは?

見失っちゃいけないものは?

しあわせを彩るために本当に必要なものは?

それを一つ一つ胸に落とし込めた...そんな映画でした。

 

そして、映画を見た後、同じビルの地下ギャラリーで開催されていた

猪熊弦一郎の作品展「猫たち」へ向かいました。

 

 

前から見たかった作品展。見にいけてよかった〜。

忙しくていけないかと思っていました。

 

猪熊さんと云えば、あの三越の包装紙のデザインも手がけた画家さんです。

奥様が猫好きで家で飼い始めてからあっという間に1ダースの猫と暮らすように。

 

画家の絵というのは時代ごとに変遷して行きますが

この猪熊さんも具象的から抽象的そして最後には

その両方が融合されたかのように作品が完成されて行きました。

 

今回、大好きな猫がモチーフで

どの猫の絵も猪熊さんがさらさらっとスケッチしたかのように

「生きている」線で描かれとても活き活きとしていました。

 

作品数も多く見応えもある作品展です。

18日まで展覧会は開催しています。

 

あ、そうそう。

モードルイスも猫の絵をたくさん描いていました。

映画の半券を持っていくと展覧会も割引にw

 

そして、隣接するカフェでこんな可愛いスイーツも堪能しました。

 

猫型のパイが飾られたストロベリーパイ☆

久々の完全オフ日。

めちゃくちゃ楽しかった〜。