昨日は次男の運動会だった。
天気は幸い晴だったが、風が冷たくて、おまけに割りと風も強くて運動場の砂埃を沢山浴びてしまい、喉をやられてしまった。
最近の砂埃は、中国の黄砂が含まれているので身体に良くない(-_-;)
日差しは強いので紫外線は多いし、やれやれだ。
運動会と言えば、昔は、秋が定番だったが、最近は学校の行事の都合かこの時期になる学校が多く、わが家も先週、今週と連荘で疲れてしまった。
おまけに、先週は雨で延期になり、水曜の平日になったが、これまた寒い一日で閉口した。
僕の記憶では、この時期にこんなに寒いと思うのは久しぶりな様な気がする。
詳しくは知らないが天候不順で野菜の出来も問題があるのでは無いだろうか。
まあ、それはともかく、元々、この季節は梅雨入り前の時期でもあるし、比較的天気が変わりやすい。
学校行事で運動会や体育祭と言うのは、比較的、準備に時間も掛かるし、子ども達も練習に相当時間を割いている様だが、予定した日に雨が降るとパーである。
僕は、学校のこう言う「天候に左右される行事」と言うのは、極力お手軽にすべきだと常々思っている。
どちらかと言うと「遠足」と同列扱いで、事前に何か練習したりする様な時間が必要無い様なゲーム性の高いもので充分だろうと思っている。
それなら、中止になっても、あ~残念だったね。で終わる。
そもそも「運動会」なんてのは基本的に日本だけの行事の様で、海軍兵学校からスタートしているので、どうしても訓練とか行進と言うのがつき物だ。
あの手の学校は、それがメインの学校なんだから当然だが、今の現代に整列や行進の練習が必要だとしたら、電車の整列乗車位だろう。
整列はともかく、行進なんて、今時の日本人はデモもやらない大人しい国民になったので、一体必要なのかと思ってしまう。
内容もどうやって決めているのか知らないが、僕の子どもの頃と殆ど変わらない気がするし、何が目的なのかさっぱりわからない中途半端さ加減だ。
昨日も800m走とかやっていたが、僕の子どもの頃もそうだったが、そんなキツイ競技は誰も出たくない。最後に残ると、出てない中でジャンケンとかになる。
昨日の一番遅い子なんかも、こりゃクジかじゃんけんで負けて出なきゃならなくなったんだろうな。と言う体型で、1位とは1周近くも離れて一人で走らされているのをみたら、幾ら回りで拍手しようが、これはイジメに近く無いか?と思ってしまう。
と思ったら、長繩で多人数で飛ぶ競技があったが、最近の子どもは長縄跳びとか普段やらないんだろう。そんな回し方では引っ掛かって当然だろうと言う様な回し方だ。
ちょっと頭を使ったら判りそうなものなのに、先生も教えないんだろうか?と思う。
どうやったら沢山飛べるのかを考えたり工夫したりするのが、そう言う遊びの基本だろう。
走ってるのを見ても、そんな走り方じゃ速く走れないだろう。と言う様な走り方をしてる子が多い。競技として並べる前に、速く走る方法を教えた方が良いのでは無いかと思う。
小学校の場合だとバトンの渡し方の練習をしてる様だが、そんなものよりも一人一人が速く走れる様になれる方が余程嬉しいのじゃあるまいか。
そうじゃなくとも、日本人と言うのは何かあるとすぐに学習や勉強に結び付けたがるが、純粋にレクレーションとしてやれないのだろうかと思ってしまう。
学校を開放して家族も見に来られる様な行事をする事は大賛成だが、行事としての「体裁」を作る事にそれ程力を入れずに、もう少し緩くやりゃ良いのにと思うのは僕だけだろうか。
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