こんにちは!立体美容外科です![]()
最近さまざまなリサーチツールを活用しながら、
美容整形に関する論文を継続的に読んでいます。
その中で、患者様からよくいただくご質問に
関連するテーマがいくつか目に留まりました。
その一つが、「バッカルファット(Buccal Fat Pad、以下BFP)」、
つまり頬骨の下あたりにある頬の脂肪についてです。
今回は、このバッカルファットが
顔の老化とどのように関係しているのか、
そしてその一部を整える手術が、
どのように若々しい印象につながるのかを、
最近の論文をもとにお話ししていきます。
バッカルファットとは?🧐
バッカルファットは、咬筋(こうきん)と
表情筋の間の深い位置に存在する脂肪層です。
若い頃はこの脂肪がふっくらと発達しているため、
可愛らしく若々しい印象を与えます✨
いわゆる「赤ちゃんほっぺ」のような状態ですね👶🏻
しかし、年齢を重ねるにつれて状況は変わってきます。
この脂肪が徐々に下垂することで、
口元を重たく見せたり、
フェイスラインをぼやけさせたりします💦
その結果、ほうれい線の下につながるマリオネットラインや、
口角の下がりが目立つようになります。
つまり、問題の本質は脂肪の「量」そのものではなく、
「位置の変化」にあるのです☝🏻✨
年齢とともに変わる、顔の重心⚖️
50代前後になると、
頬骨の下のボリュームが徐々に下へ下がり、
口元が重たく見えたり、
フェイスラインがぼやけて見え始めます。
実際に、多くの方がこのようにおっしゃいます💭
「頬のお肉がたるんできた気がする」
「口元が重たく見える」
「フェイスラインが崩れてきた感じがする」
これは単純に脂肪が多いからではなく、
脂肪が本来の位置から下垂してしまうことが原因なのです☝🏻
また、20〜30代の若い方でも、
生まれつきバッカルファットが多い場合、
頬のボリュームが強く見えたり、
顔が大きく見えてしまうことがあります。
特に輪郭手術によって頬骨や下顎の骨格が小さくなった場合、
バッカルファットが前に押し出されるように
膨らんで見える(bulging)ケースもあります💡
このような場合には、口の中を小さく切開し、
バッカルファットのボリュームを
適度に整える施術を行います😊
研究から見る施術効果🔍
2022年のKuboらの研究では、
133名の患者を対象にバッカルファット除去術が行われました。
術後には、
・下顔面のボリューム減少
・フェイスラインの明瞭化
・口元がやや引き上がったような印象
といった変化が確認されています✨
興味深いのは、平均切除量が
わずか1.6g程度だったという点です。
つまり、「どれだけ多く取るか」ではなく、
「どの部位をどれだけ繊細に調整するか」が、
仕上がりを左右するということです☝🏻😊
大切なのは「量」より「位置」☝🏻
バッカルファット手術は、
単純に脂肪を取って小顔にする施術ではありません。
特に中高年の方では、
より慎重なアプローチが必要です。
年齢を重ねた顔は、脂肪が多いというよりも、
脂肪が下垂して重たく見えている状態だからです💭
そのため手術では、
・下部を中心に、必要最小限を丁寧に除去すること
・上部の脂肪はしっかり温存すること
がとても重要になります✨
また、切開ラインも下部へ適切に
アプローチしやすい方向にデザインする必要があります。
こうした原則が守られないと、
頬がこけて見えたり、
疲れた印象になったり、
場合によっては左右差が目立ってしまうこともあります⚠️
リフトアップ施術との組み合わせで、より自然に✨
皮膚のたるみが強い場合は、
バッカルファットだけを整えても
十分な改善につながらないことがあります。
そのようなケースでは、
フェイスリフトやネックリフトを組み合わせることで、
顔全体のバランスを整えながら、
より自然で安定した仕上がりが期待できます😊
つまりこれは、単に脂肪を「減らす手術」ではなく、
下がってしまった顔の構造を
本来の位置へ整える治療と考えるのが適切です。
バッカルファット除去術は、
外からは見えない“顔の深部の重心”を整える施術です✨
適切に行うことで、
口元やフェイスラインの重たさが軽減され、
顔全体の印象もより明るく自然に見えるようになります😊
ただし、すべての方に必要な施術というわけではありません。
自然で長持ちする結果を得るためには、
解剖学への深い理解、十分な経験、
そして慎重で保守的なアプローチが欠かせません☝🏻
この施術を、
単に頬の脂肪を減らすためのものではなく、
「顔全体のバランスを整え直すためのプロセス」
だと考えています✨
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()








