こんにちは!立体美容外科です![]()
今日は輪郭手術において骨を過度に切除した場合、
どのような副作用が起こり得るのかについてお話しします⚠️
以前は、輪郭手術=「とにかくたくさん削る」ことが
重視されていた時代がありました。
大きく骨を切除し、
劇的な変化を出すことが輪郭手術のテーマだったのです。
しかし最近では、過剰な切除によって
生じる副作用が問題視されるようになり、
より安全性を重視した手術が求められる傾向になっています💡
では、過度な切除によって起こる副作用には、
どのようなものがあるのでしょうか?
頬骨縮小術について🦴
頬骨縮小術で骨を切除する主な部位は、
いわゆる「45度頬骨」の部分です。
頬骨手術が始まった初期の頃は、
この45度頬骨をかなり大きく
切除するケースも少なくありませんでした。
L字骨切りを行う際、
赤い部分まで含めて約1cm近く
切除しているケースも見られました⚠️
もちろん眼窩骨に近い位置まで骨を切除するため、
目元まわりが広く見えるタイプの頬骨では、
横幅を大きく減らす効果は得られます。
しかしその一方で、
感覚低下などの副作用が起こる可能性があります⚠️
さらに、骨の切除量が多くなるほど、
後方の頬骨同士が接触・固定できる距離が短くなり、
骨がうまく癒合しない「偽関節(不癒合)」が
生じるケースも増えてしまいます。
不癒合が起こると、
その影響で頬のたるみが生じやすくなり、
また頬骨を過剰に削ることで副鼻腔が大きく開いてしまい、
副鼻腔炎のリスクも高まります💦
このように、多くの頬骨手術の副作用は、
過度な骨切除から引き起こされていたのです。
さらに大きな問題は、
そこまで大きく削ったとしても、
実際には45度頬骨の縮小効果自体が
それほど大きくないという点です。
そのため最近では、骨の切除量は最小限に抑えつつ、
頬骨を内側・後方へ回転移動させる
「頬骨回転術」を行うケースが増えてきています✨
エラ削り手術🦴
過度な骨切除によって起こるエラ手術の副作用の中で、
最も深刻なのは神経損傷だと思われます⚠️
パノラマ写真で赤い線が、
下歯槽神経が通っているラインです🔍
本来であれば、神経ラインの下に
3〜4mm程度の安全域を確保し、
青いライン付近まで切除するのが理想的です。
しかし、以前は「できるだけ大きくエラを削る」ことを優先し、
緑のライン付近まで過度に切除するケースもありました⚠️
骨切りの際に神経まで損傷してしまうと、
回復が極めて難しい永久的な
神経障害につながる可能性があります。
下歯槽神経は感覚神経であるため、
切断されると下顎周囲の感覚が失われ、
食べ物や唾液がこぼれても
感覚が分からなくなることがあります。
さらに、運動障害によって口元の動きに違和感が出たり、
口の形が不自然になるケースもあります💦
中には「多少リスクがあってもいいので、
できるだけたくさん削ってください」とおっしゃる方もいますが、
過度な切除は非常に深刻な結果を招く可能性があることを
知っておいていただきたいと思います☝🏻
この患者様はエラの過度な切除によって生じた、
いわゆる「犬顎」のようなラインや凹みを改善するために、
エラ部分へ脂肪注入を行ったケースです✨
正面から見ると分かりにくいのですが、
横顔では下顎骨を削りすぎることで、
顔が必要以上に長く見えたり、
不自然な印象になってしまうことがあります💦
また、過剰に骨を削った場合には、
骨が薄くなりすぎて骨折してしまうケースもあるため、
常に安全性を最優先に、慎重に切除することが重要です⚠️
顎先手術について🦴
顎先手術でも、過度に骨を切除してしまうと、
エラ手術と同様に神経損傷が起こる可能性があります。
赤い線は、下歯槽神経るラインです🔍
一般的なT字骨切り術では、
青いラインのように神経ラインより
下側で骨切りを行う必要があります。
しかし、「できるだけ顎を小さくしたい」という理由で
骨切りラインを高く設定してしまうと、
先ほどお話ししたような神経損傷が起こる可能性があります⚠️
さらに、T字骨切りで中央の骨を過度に切除してしまうと、
残る骨の量が少なくなりすぎてしまい、
術後に骨が吸収されて消失してしまうケースもあります💦
こちらの写真は、
手術から1年後の患者様のパノラマ写真です🔍
手術直後には、
T字骨切りの下側に骨が残っていたはずですが、
必要以上に剥離が行われた影響なのか、
あるいは骨片が小さすぎたためか、
骨が吸収されてしまった可能性があります💦
現在では、一部に固定ピンだけが
残って見えている状態になっています⚠️
手術では、より良い結果を得るために、
ある程度しっかりと骨を切除する必要がある場合もあります。
しかし過度な切除によって、
理想的な変化以上に深刻な副作用を招いてしまうのであれば、
それはもっと大きな問題だと私は考えています⚠️
今回は、過剰切除によって起こり得る
輪郭手術の副作用についてお話ししました。
もちろん、「できるだけ小顔になりたい」と
願う患者様のお気持ちはよく分かります😊
ただ、少し控えめであっても、
安全性を重視した手術のほうが、
長い目で見るとより良い結果につながることもあります✨
そのため、輪郭手術を考える際には、
「どれだけ削るか」だけではなく、
「どれだけ安全に行うか」という視点も
大切にしていただければと思います☝🏻
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()









