こんにちは!
立体美容外科のチョ・ヒョヌです。
本日は皮質骨切りと外側皮質シェービングの違い点についてご説明します。
外側皮質の厚さを減らす基本的な方法は皮質骨切り手術です。
下の写真の青色のところを切り取る手術です。
手術方法には色々ありますが基本的な方法は
皮質にひびをいれて外側皮質だけを分離させる手術です。
【切り取った皮質】
皮質骨切り後このような骨を取ることでお顔の幅が減ります。
外側皮質が厚い方は片側ずつ5㎜程の方々もいて
皮質骨切りの効果がとても大きいです。
このように手術効果が高いほどリスクも高いです。
下顎歯槽骨損傷のリスク
下顎歯槽骨は下顎に外側皮質と内側皮質の間に位置しています。
【下顎歯槽骨の位置】
もちろん大体の患者様は神経が内側皮質に近く付いていて
外側皮質骨切りを行っても危険だったり神経損傷の恐れがないですが
CTを良く見ると外側皮質の近くに神経が通っている方々もいます。
これを正確に把握して手術を行ったら神経損傷なく手術できます。
しかし髄質がたくさん露出されう場合神経と皮膚の距離が違過ぎて
感覚異常を感じる方もたまにいます。
私の場合皮質がとても大きい場合は皮質骨切り術を行いますが
一般的な場合は外側皮質をシェービングする手術を行っております。
【外側皮質シェービング後】
CTを見ると外側皮質を縮小しました。
【外側皮質シェービングビフォーアフター】
丸付けのところが手術後滑らかになりました。
しかし皮質が厚すぎる場合神経だけ安全に保存すると
皮質骨切り術の方が効果が高いかもしれません。
【手術前】
この患者様は左側の顎が張っていました。
この場合は右側の皮質はシェービングだけ、
左側は皮質骨切りを行います。
【手術後】
手術後の3DCT写真で皮質が正確に切られたことを確認できます。
手術後100%の矯正は難しいですが左右の非対称が良くなりました。
このように皮質を骨切りすると多めの量を減らせます。
しかし私の意見では皮質を完全に切り取ってカサが減ったら
1~2㎜程の効果がもっとありますが
安全で神経損傷なく行う外側皮質シェービングを好んでいます。
いくら効果があっても感覚異常ができて不便だったら問題が起こり得るからです。
患者様により皮質の幅を多めに減らしたい場合
皮質骨切り術をできますのでこれはCT写真を撮って
自分に合う手術法を選んだ方が良いと思います。
【頬骨縮小+エラ手術+皮質骨切り】
【頬骨縮小+エラ手術+皮質骨切り+咬筋切除】
【頬骨縮小+エラ手術+皮質骨切り+咬筋切除】
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