僕の現代史(佐藤栄作主首相活躍中) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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昭和44年(1969年)

僕は11月で26歳になった。


佐藤栄作首相が長期政権であった。

それはずっと景気が良かったことを意味している。


景気が悪くなるとどこの国のトップも政権が

危うくなる。

したがってトップにとって景気は最重要課題である。


現在の安倍政権はなんだかんだという人がいるが、

世界を見渡した時には日本くらい恵まれた国はない。

それについてはまたの機会に。


佐藤栄作首相は11月17日に訪米。

3年後の沖縄返還合意を取り付けた。


敗戦でアメリカのいうことを忠実に守ってきた日本は

アメリカも安心して兄弟として認めた形である。


それはちょうど戦国時代、織田信長の忠実な同盟国の

徳川家康的存在である。


それをポチという人がいるが、

いいじゃないか。


沖縄は返還されたが島民の不満は沖縄だけが

犠牲になっているという基地問題が現在も残っている。


本土にいる我々は申し訳ないと思っている。

だが、中国の脅威は今とんでもないものになっている。

当時は本土復帰にみな喜んだものである。


12月1日

住友銀行(三井住友)が日本初の現金自動支払機を

東京新宿支店、大阪梅田支店に設置した。


僕は機械だから必ず余分に支払ったり、

少なかったりすると思っていた。


だが、その性能は素晴らしく、

今やどこにもあって、

日曜祭日も引き出せて便利この上ない。


次に来るのはクレジットカード時代である。

その前にわが社も日本信販による信用分割払いの

申込書を整備していたころであった。



こうして、現在の日本の形はこの時代に着々と

実行されていった