人生の師 その7 | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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大阪へ通いながら、新しい道での修行。

船井家具研究会でも、新しい道でもたくさんの友人ができた。

それはありがたい友であった。


まだこの章ではホームセンターで苦しんでいるところであるが、

家具店では思いもよらない事として、万引きがある。


こんなに万引きがあるのかと思うほどあるのである。

近くの中学生、高校生がジャンジャン万引きするのである。


当ホームセンターは多層階のため、余計ある。

東急ハンズのようなお店なのであるが、東京ではないので

逆効果であった。


ある日、お店のゴンドラのコーナーを曲がったとたん、

ポケットにカセットテープを入れる高校生にばったり。

またポケットから出して置いていったが、お互いに

びっくりして、私もしばらく問い詰めるタイミングを失い、

逃げる高校生を追いかけなかったが、置いていけばいいというもんではないので

ハッときがついて、追いかけたが、

表に出て自転車で乗って逃げて行った。


私も頭に来て追いかけて行ったが、その逃げ足の

早いこと、とてもかなわなかった。 



そういう中で、万引きを絶対許さない社員がいて

よく捕まえた。

そして学校や親に通報するのであるが

私の前で親がこどもを殴ったり、修羅場が展開するのである。


いつしか各中学校の先生や、校長先生とも

顔見知りになったが、困った問題であった。


万引きがいやでホームセンターをやめたわけでもないが

やめたときには、万引きから解放された瞬間幸せな

気分がしたものだ。


家具屋は素晴らしい。

持っていこうとしても持っていけない重たい物や

長いものばかりである。


そんな中、セキチューやカインズホームの大型ホームセンター

が吉井町に出店するという。

いよいよ追い詰められてしまうこととなった。