人生の師その6 (この道は浮世とテレコ) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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新しい道につながってから、この道は浮世とテレコでございます。

と言われた。(逆のこと。)


それは苦によってのみ、御霊が磨かれるのであるから、

御霊の喜ぶことは素晴らしいことなのである。



道の場では、ねりあい、といって自分をさらすことが輪になって

行われる。

さらすとは自分にとって、恥ずかしいこと、みじめなこと、

要するにはじをさらすのである。

それによってまっさらな、さらしの布のようにきれいな心の

奥になって、

磨かれるのだそうである。


ある日、私はさらした。

自分の息子(二男)が暴走族に入ってしまいました。

と言えば、

即座におめでとうございます。

と返ってくる。

さらに、よかったですねえ。

日本一の親孝行息子の誕生です。

とまでいう。


警察に捕まりました。と言えば

ますます素晴らしい、と来る。


こういうことは、もはや悪いことだからやめよう。

とか、言っていたのでは解決しないのである。


テレコがふに落ちた瞬間であった。


それからはつらいことが数多くあったが、

全て道でさらすことによって、悠々としのいでくることができた。


数多くの道友の皆さんはすべて私の人生の師であった。

勿論、おやかたさまにも直接お言葉を頂戴して

仕込んでいただいた。


残念ながら、おやかたさまは平成10年に98歳で

お亡くなりになった。


私は現在は道を休眠しているが、一生涯、御恩に

報いねばならぬという思いは持ち続けたいと思っている。