青春時代とわが師2 | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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さて、高篠氏と名刺交換したが、すぐにはコンサルを

頼まなかった。


数年は店を増築したり改装したり、飛行機を飛ばしたり

結構繁盛していった。


一生懸命努力すれば繁盛した良き時代であった。

今の時代は、努力しても報われことが

難しい時代になった。


経営者であるとともに配達もやり経理もやり

なんでも屋であった。


メーカーへ引き取りに行ったりすると

メーカーの事務員がいい男が来たと

キャーキャー言ったものだ。


嫁入り道具を運んで行けば嫁さんになるその妹が

俳優のだれそれに似ているなど、赤くなって

ほめてくれるなど悪い気はしなかった。


今からは想像もできないが

昔の写真を見れば、お、いい男と

自分でほめてしまうほどであった。


だがとんと女に縁がない毎日であった。


ある日など、OKしないのに

見合いの相手を店に連れてきてしまう

お得意さんもあった。

先方はOKだがつきあって見ないかね。

などといわれ、断るのに大変であった。


少なくとも25歳を過ぎて理想は28歳だなと思っていた。

大恋愛をして結婚するつもりであった。

僕には、土田早苗に似た娘を探すという目標があった。

当時丸い顔のその女優は人気があったものだ。