大相撲も今日が千秋楽。横綱、大関不在の場所だったが、どうやら平幕優勝だけは避ける事が出来そうだ。
それにしても今場所は新十両、新入幕力士の活躍が目についた。
新十両で10勝。今日も元大関と五分の取り組みを演じた落合。
新入幕で敢闘賞を受賞する快挙。目覚ましいものがある。まだ大銀杏を結えない、曲げさえも結えない力士達が土俵を盛り上げている。
若手の台頭と言えば将来に希望を持たせる明るい言葉のようだが、かつて相撲界にあった「厚い壁」は何処かへふっ飛んでしまったようだ。
勿論若手の活躍は喜ばしい事であるには間違いない。その人数が一人だけで無いことが、壁になれない中堅力士に物足りなさを感じてしまう。