変わらないといけない。戻らないといけない。どっちの表現が適切なのかはわからない。
しかし、今のままではいけない・・・そんな気がする。単なるスポーツとも違う。単なる勝負の世界とも違う。そんな独特の何かが漂う「大相撲」の世界、所謂「相撲道」。
最近何かが変わりつつある。全ての世界でグローバル化が定着している世の中の流れに逆らうわけにはいかないのだろうが、国技と言われる相撲界までが世の中の流れに必ずしも従う必要はないと自分は思う。
勿論、日本文化の変えてはならない部分をきちんと理解した上で運営できるのなら国際化も否定するものではない。そのためには「道」の根底にある日本文化の教育を避けて通ることは出来ない。
相撲教習所の在り方、教育方針、携わる人材更には相撲協会、執行部、横綱審議委員会まで含めて改善、改革の転機にあるのではなかろうかと、ふと思う。